スペインはバルセロナは一度は行ってみたい観光地!
何もかもが美しくて、綺麗で整ってました!
2013年8月末という夏休みまっさかりの時期に行ってきました!
人は親切で明るいし、私のアナザースカイと呼びたいくらいでした!
人混みや長蛇の列に並ばないように、各種チケットを先に入手しておいたり、
朝から活動するようにして、とても効率的に楽しむことができました。
バルセロナを旅行したときの人・雰囲気・食事・お土産・交通・お店などをざっくり書いていきたいと思います。
目次
航空機・空港
日本からバルセロナ行きの直通の航空機はないので、私たちはオランダ経由で行きました。
EU加盟国への入国審査は、EU加盟国で最初に入国した国で行われます。
私の場合は、オランダのアムステルダムで乗り継ぎ、バルセロナに向かうので、アムステルダム空港で入国審査を行いました。
入国審査で、聞かれたのは次のようなことです。
- 最終目的地
-
バルセロナが目的地ならバルセロナ。と回答します。
- 旅の目的
-
旅の目的が観光の場合は、「サイトスィーイング(Sightseeing)」といいましょう。
夫は「なんでわかんないかな〜」と首をかしげながら、「かーんーこーう」と何度もオランダの入国審査官に言ってました。
最低限必要な英単語は覚えましょう。
我々は明らかに英語さえ話せなそうだったので、この程度のことしか聞かれませんでした。
日本の信用度の高いパスポートのおかげですかね。
預けた荷物は、オランダで受け取らずにバルセロナまで自動的に行ってくれました。
アムステルダム空港では、あまりの乾燥に、くしゃみと鼻水が止まらなくなりました。
あちらこちらにチューリップの球根やら土やらがあるせいかもしれません。
花粉症の方はお気をつけて。
ほんとにくしゃみが止まらないので、マスクをして歩いていたら、変な目で見られました。
まあ、日本でもマスクして出歩くのは東京近郊のみだそうですね。
バルセロナ行きの機内では、CAさんに「風邪引いたの?」と聞かれましたが、オランダ人にはあまり英語が通じないようなので、面倒だから、「イエス」と答えたら、機内の温度を上げてくれました。風邪じゃないけどね。ありがとう。CAさんとても優しい。
話はアムステルダム空港にもどりますが、アムステルダム空港は大変広く、カジノやたくさんの飲食店があります。
トイレも綺麗だし、緑も多く、とても綺麗です。
オランダのイメージそのままです。
アムステルダム空港は、ものすごく広いのに、表示はわかりやすく、迷子になる心配はないでしょう。
オランダ人はスペインと異なり、びっくりするぐらい身長が大きかったです。
でも太ってはおらず、みんなひょろっとした白い巨人です。
バルセロナ空港
バルセロナ空港(バルセロナ・エル・プラット国際空港)では、預けた荷物やスーツケースを待って受け取るだけです。
とっても楽チンです。
EUって素晴らしいシステムです。
空港自体はとてもあっさりした雰囲気でした。
バルセロナ空港から市内までは、あまり長い距離はありません。
とても便利な場所です。
私はツアーについてた送迎がありましたが、タクシーで十分だったなと思いました。
ようやく、夢のバルセロナ入りです!
わくわく(*^o^*)
気候は乾燥注意
すごく乾燥しています。
ほったらかしにしてたポテトチップスは、ずっーとパリパリのままです。
ハンドクリームや保湿剤は必須です。
東京よりは少し寒いです。
真夏に行ったのに気候は故郷青森の夏に近い感じでした。
夏でも涼しく、乾燥してます。
夕方以降は、羽織るものが必要です。
治安は良いと思う
夜は20時くらいまで、夕方のように明るかったです。
21時くらいにやっと真っ暗になります。
こんな遅い時間まで明るいんだから、そりゃあ真っ暗闇になってから1人で歩いてたら危ないわ。という気がしました。
グエル公園近くの地下道が、すごく落書きが多くて荒れてる雰囲気で、
危なそうだったので近寄りませんでした。
それ以外は中心地は夜の12時くらいまでは観光客がたくさんいるので、あまり危ないと感じませんでした。
(私は夫と一緒だったので。女性だけの場合は、夜に出歩かないに越したことありません)
でも、もちろん偽警官やスリなどにはもちろん注意してください。
観光地しか歩いてませんが、ジプシーやホームレスがいませんでした。
イタリアではウジャウジャとジプシーやスリがいたのに、同じヨーロッパでも全然違いますね。
主な観光地
主な観光地のご紹介です。
- >> サグラダファミリアに行きました│バルセロナ観光 スペイン
- >> カサバトリョの入場チケット購入方法と感想│ガウディ バルセロナ スペイン
- >> コロニア・グエル地下教会の行き方・チケット購入方法・感想│ガウディ・バルセロナ・スペイン
- >> モンセラットの行き方!コロニアグエル教会と両方観光する方法│バルセロナ スペイン
交通はわかりやすくて充実
交通はわかりやすくて充実しています。
ほとんど迷うことはありませんでした。
主な駅
バルセロナ市内の主な駅は次の3つでしょうかね。
- バルセロナ サンツ駅(Estación de Barcelona Sants)
-
東京で言うと、東京駅です。
遠くに行くときの高速鉄道レンフェ(renfe)などの始発ターミナルという感じです。
- スペイン広場駅(Estación de Pl.Espanya)
-
東京で言うと、上野駅でしょうか。
郊外に行くときに使うのと同時に広場近くは公的な由緒正しき観光名所の噴水やモンジュイックの丘などがある感じが上野駅のイメージ。
コロニアグエル教会やモンセラット(のこぎり山)に行くためFGC(カタルーニャ鉄道)に乗るために使います。
- パセジダグラシア駅(Estación de Passeig de Gracia)
-
東京でいうと、新宿駅でしょうか。
買い物客や若者たちが集まります。
遠くに行くときもパセジダグラシアはサンツ駅の次に止まったりします。
いくつかの地下鉄路線が絡みあいます。
遠くに行くときは、わかりやすさで言ったらサンツ駅を使ったほうが安心かもしれません。
切符のエリア
FGC(カタルーニャ鉄道)の切符は、どの駅まで行ったらいくら、という感じではなく、
ゾーン(zone)1の範囲内ならいくら、
zone2ならいくら、とzone5くらいまで扇状にエリア決めされていました。
扇状というのは、バルセロナは東南側は海なので、路線があるのは必然的に扇状になります。
市内の観光地をまわるなら、zone1で十分で、かなり遠くまでいけます。
コロニア・グエル教会やモンセラットまで(市内から20分〜1時間近く)かけてかなり遠出するときに、
zone4を購入した気がします。
地下鉄は1駅の間隔は5分〜10分と東京と同じくらいの間隔です。
トイレは綺麗で困らない
トイレは、美術館の中でも、飲食店でもどこにでもたくさんあり、
どこも綺麗でした。
トイレに入るにもチップは必要ありません。
食事中でも、キョロキョロして「トイレット」とお店の人に言えば、すぐに「あそこを右よ」と教えてくれます。
建物・ホテル
バルセロナの街並みは大変美しく、古い石造りの建物を大事に使っているようです。
テレビで見るような、ヨーロッパの景色です。
いつもあちこちで掃除してる人を見ました。
観光地としての自覚がすごい!
私が宿泊した987バルセロナホテル(987 Barcelona Hotel)もグレードは高いほうのホテルなのに、古いアンティークな建物でした。
恐らくどこのホテルもそうだと思ったほうがいいでしょう。
中は多少は改装してあるようですが、やはり古さを感じました。
ロビーは照明があちらこちらにあり、香港に旅行行った時にたくさん見たような紫と緑の照明で彩られた悪趣味なロビーでした。
廊下もまるでカラオケボックスのような安い雰囲気はでした。
部屋の内装も緑と紫で彩られた、かなりモダンな雰囲気です。
予備の布団はむき出しでしたが、片付けてるつもりになっているようで、
さすがヨーロッパだなと思える適当な片付けっぷりでした。
ホテルのアメニティは不十分すぎ!
ヨーロッパ式のホテルには、普通あるだろうって思うアメニティはなにもないと思ったほうがいいでしょう。
部屋を貸してもらうだけの素泊まりだと思って、自分が宿泊に必要だと思うものは全て忘れずにもっていきましょう。
一応、普通日本のホテルにはついてるのに、忘れたら困るであろう一般的なものをピックアップしておきました。
- 歯ブラシ・歯磨き粉
- 寝巻き(バスローブさえありません)
- スリッパ
- 化粧水や綿棒など
シャンプーとボディーソープはだいたいあるようです。
心配なら持って行ったほうがいいでしょう。
化粧水などはもちろんありません。
すごく乾燥しますので、保湿できるものは絶対に忘れないようにしましょう。
忘れてもコンビニのようなお店はちょこちょこあって買えるので、大丈夫ですよ。
でもアラブ系の顔した人のお店は、なんか絶対ボッたくってる気がします。
アラブ系の顔した人のお店は、値段は書いてなくて、なんだか高いんです。
レジに並ぶ前に、ハウマッチ?と値段を聞いて、納得できる値段だと思ってから買ったほうがいいでしょう。
まあ必要なものが買えるならいいか。
言葉・スペイン語・カタルーニャ語
私はスペイン語はさっぱりわかりません。
スペイン人も英語がわからない人も多いようです。
意思疎通には、
なんとか身振り手振りと英語と、 地球の歩き方の後ろにあるスペイン語を使って、やりたいことを伝える感じです。
スペイン語は英語みたいに舌を巻いたり、カッコつけてしゃべらなくても、
カタカナのフリガナをそのまま読めば大丈夫みたいです。
英語が通じないから、本を見ながらでもスペイン語を話す自分はカッコよく感じました。
バルセロナはスペイン語ではありますが、カタルーニャ語という方言のような言葉です。
カタルーニャ語のほうが挨拶などは一般的だし、そのほうがバルセロナ人は喜ぶので、
余裕があればカタルーニャ語も少し覚えてみましょう。
まーでも、とりあえず、次のスペイン語さえ覚えておけば、
みんな笑顔で接してくれるようになるので、
積極的に使ってみましょう!
- Hola(オラ!)
-
日本語で言う「どーも」みたいなもので、いつでも使えます。
- Gracias.(グラシアス)
-
ありがとう!です。旅行中、何十回言ったかわかりません。
シエスタはなかった
私は、バルセロナの旅行中、シエスタの影響は一度も受けませんでした。
シエスタがあるから、あまり午後はいろんなお店行けないかと思ったら、どのお店も全然シエスタしてませんでした。
お店がしまってたーとか、教会見学できなかったーとかは一切ありませんでした。
シエスタの影響を受けずに有意義な旅行時間を過ごすことができました。
食事も買い物も、日本と同じように普通に午後もブラブラとグラシア通りなどで買い物できました。
私が行ったお店がたまたまだったのかな??
バルセロナのあるカタルーニャ地方は、マドリードなどの中心地と言葉も文化も誇りも違うようなので、シエスタの文化も多少マドリード方面と違うのかも。
人は明るく親切でサバサバしてる
とても親切です。
日本よりも親切で、マナーがいいです。
観光地としての自覚がものすごくあります。
私たちが、車が往来する信号のない広い道路で渡ろうとしていたら(近くに信号があったので、マナーが悪かったのは私。)原付で走ってた方が止まって、渡れと手招きしてくれたりしました。
電車では、妊婦さんや子連れの方には速攻でどうぞと席を譲るのが当たり前でした。
ほんとに日本よりマナーがよく、親切です。
女の子はみんなとても明るく、快活で可愛かったです。
髪はソバージュが流行中みたい。髪はソバージュで派手にして、服装はとてもシンプル。とってもスタイリッシュなオシャレで可愛かった。
スペイン人は体型が日本人と同じくらいで小さくて細いので、服のサイズがよく合います。
服のお買い物もとても楽しみました。
試着していい?(try ok?)とか言うともちろん遠慮しないでどんどん着てみて!って感じで、どこに行ってもみんな元気でサバサバしてて、女子の雰囲気がとても過ごしやすかったです。
ぜひ食べたい食べ物
バルセロナは食べ物もとっても美味しかったです!
魚介のダシという概念があるから、食事にはしっかり深みがあって、日本人にも口に会うのかも!
ぜひ食べたい物をまとめました!
上から順においしかったものです。
- ムール貝の蒸し物
-
1番美味しかったのは、ムール貝の蒸し物です!
新鮮で臭みはなく、半生の状態で提供されます。
オリーブオイルとパセリがかかった塩味です。
お店によっては、バラエティ豊富な味で提供しています。
もっと食べたかったなー!
- パンコントマテ
-
フランスパンを薄く切って、トーストし、トマトを擦りつけて、オリーブオイルをさらっとかけたパンです。
とーってもおいしい!
- デザート
-
デザートはどこで食べても甘すぎず、とっっても美味しかったです。
日本人向けの甘さです!
- フィデウア
-
パエリヤの細かいパスタバージョンです。
魚介ダシをたっぷり吸ったソバ飯って感じです。
バルセロナのあるカタルーニャ地方のみで食べられるものだそうです。
まれに日本でもフィデウアを提供してるスペイン料理屋さんもあります。
めったにないですが。 - パエリヤ
-
もちろん現地のパエリヤは食べるべきでしょう。
でも、なんかベチャベチャしてました…。パエリアは日本のほうがうまい・・
ほかにもトルティージャ(玉ねぎとジャガイモが入った分厚い卵焼き。ケークサレ的な感じかな。)、ガスパチョ、お酒がお好きならサングリアも美味しいですね!
ハムはかなり熟成された感があります。
好みはあると思いますが、お酒によく合います。
ぜひ、「オッラー!」と元気良く入店して、どんどんいろんなお店をトライしてみましょう!
日本人にとっては、お店に入る時に挨拶するなんて慣れないことだけど、なにも言わずに入店するより、「オラ」を行ったほうが、店員さん側がほっとして優しくしてくれる気がします。
でも、アラブ系の顔した人がやってるお店はなんか高いからお気をつけて…。
お釣りも返してくれなかったし…。
いや、差別するつもりはないんだけども…。
スペイン人だなって感じの人が店員のお店は、普通の値段です。
ユーロだから日本円にしたら少し高く感じるけども。
チップの文化はないようなので、チップは必要ありません。
食事マナーは自由!
自由と言ったらちょっとアレかもしれませんが、
食事のマナーはあまり厳しくないと感じました。
イタリアなんかに行った時は、回し食いなんかしようものなら、白い目でヒソヒソ言われますが、
バルセロナでは、パエリヤなど、シェアする食べ物が多いせいか、まわしぐいは問題ないようでした。
また、ムール貝の酒蒸しなど、手で食べるものも多いためか、絶対にフォークとナイフ使わなきゃだめ!みたいな感じもありませんでした。
チョコドリンクにドーナツ浸して食べたってかまわないし、
パンも口で噛みちぎったって自由って感じでした。
とにかく、みんな楽しく食べれるのが1番!という雰囲気がどこにでもあって、変な食べ方しても、嫌な顔されることはありませんでした。
食事のマナーは厳しくないというか、自由に楽しく食べればなんでもOK!という懐の大きさを感じます。
庶民むけの安いお土産
私は高級思考ではないので、安いもので、持って帰ってからも邪魔にならないものをいつもお土産にしてます。
主にスーパーで買える庶民向けの食べ物ですね。
お土産にいいと思ったのは次のようなものです。
- ヴァロールのチョコレート
-
スペインでバロールのチョコレートは、日本で言う明治のチョコレートのような安くて美味しい定番チョコのようです。
いや少し高いか??
$3.5〜$8.5って感じですが、サイズも一回り大きくて、
厚みは日本の板チョコの3倍くらいの厚みがあります。正直手で一口分を折ることはできません。
包丁で体重をガッツリ乗せないときれません。
参考:Valor Chocolate(英語サイト)板チョコもナッツ入りも、大変コクがあってなめらかで美味です。
甘めだとは思いますが、チョコレートの苦味でうまくバランスがとれているような甘みです。
ただ、日本のチョコレートと比べると、体温でもダラダラになってしまうほど溶けやすいです。
でも日本のチョコよりコクがあって美味しいですので、お土産にはとてもお勧めです。
日本に帰ってからは、夏場であれば、冷蔵庫で保管したほうがいいです。
飛行機にあずける荷物に入れてしまえば、上空のマイナス50度前後の外気により、カチカチに凍らせた状態で日本に持ち帰ることができます。
バルセロナのカテドラルの近くにはValorのチョコレートドリンクとチュロスを食べれるお店もありますよ!
参考:Chocolaterías Valor en Barcelona(スペイン語サイト) 参考:Valorのカフェ地図ホットチョコレートは、ラージサイズを2人で分けたんですが、甘くて1杯飲むのもしんどかったです。
チュロス(日本で食べるチュロスと違い、軽いドーナッツのようです)をチョコレートにつけて食べたり、
お好みの食べ方で! - ポテトチップスのパプリカ味
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ポテトチップスのLaysは世界のどこでも見かけるポテトチップスですが、
バルセロナで食べたパプリカ味はとっっっても美味しかったです!パプリカの赤い粉がかかったコンソメ味なんですが、とても深みがあるような味わいです。
スペインのポテトチップスはいくつか食べましたが、チップスの一枚一枚が小さく、直径3センチ程度しかありませんでした。
チップス重ね喰いがお好きな方にはぴったりなサイズです。
持ち帰るときの注意
飛行機で移動中は、上空の気圧が低くなるためにポテチの袋はパンパンに膨らみます。
スーツケースに入れる際は、膨らむ分のスキマを確保しておかないと、ポテチの袋が破裂してしまうことがあります。
服やらなんやらがポテチまみれになってしまうこともありますので、ポテチを入れるときは、スキマに余裕を持ちましょう。
- アリオリソース
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私は結局見つけられなかった(スーパーに寄ったときに探すの忘れてた)のですが、アリオリソースというのが美味しいらしいです。
オリーブオイルのニンニクマヨネーズという感じのものらしいです。
お土産屋にはないので、スーパーで探しましょう。
いつか買ってみたいです…。
あと、いつも海外に行ったら、海外のカップラーメンをお土産にすることも楽しみにしてるんですが、なんでだか、バルセロナのスーパーではカップラーメンが見つかりませんでした。
スペインではカップラーメン食べないのかな?
無念。
まとめ
バルセロナは、
街はきれいでゴミも日本レベルで綺麗だし、
人は親切だし、
トイレはたくさんあるしどこも綺麗だし。
安心して旅行できる素晴らしいところでした!
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