ギリシャ・アテネのアレオパゴスの丘に上ると、アテネを一望することができます。
アレオパゴスの丘は、アクロポリスと古代アゴラの間にあります。
東を見上げれば、アクロポリスに建つ神殿群が見え、北を見れば古代アゴラの遺跡群、その向こうにアテネ市内が広がっています。
アクロポリスや古代アゴラに行かれる方は、ぜひ、登ってみてください!
アレオパゴスの丘とは?
アレオパゴスの丘(アレスの丘 マースの丘 the hill of Areopagus)は、アクロポリスの丘と古代アゴラの間にある丘です。
建物は何もない丘なのですが、神話との関係が深く、また古代には評議会が行われたり裁判所として活用されてきた、歴史ある場所です。
聖書によると使徒パウロが、ここで演説を行ったとされているそうです。
紀元前5世紀以前には、評議会が行われたり、殺人犯の裁判所として機能したそうです。
参考:Sacred Destinations 参考:Athens Greece Guide軍神アレスは叙事詩イリアスでも大いに暴れまわりますね。そんな暴れん坊の丘だからか、階段はありますが、丘の上は岩がゴツゴツで、スニーカーでないとあるきづらいです。
行き方
アレオパゴスの丘は、アクロポリスと古代アゴラの間にあります。
アクロポリスの通路を、神殿にのぼらない方向に行くと、ゴツゴツの岩に階段が現れます。
これをちょっと登っただけで、美しい景色が待っています。
この石の階段のほか、鉄製の階段もあります。
景色
階段をのぼるとゴツゴツの岩だらけなので歩きづらいです。
それでも、ちょっとだけ階段を登っただけなのに、景色はすばらしいです。
東を見上げるとアクロポリス。
北を見おろせば古代アゴラ、その先にアテネ市内が見えます。
くすんだ白っぽい町並みと、色の薄い緑、山肌の見える丘。いかにもギリシャきたぞって感じです!
アテネは新潟と同じくらいの緯度なんですが、地中海性気候で乾燥しているためか、いかにも広葉樹っていう樹はないですね。どれも硬そうな葉の樹です。
アレオパゴスの丘は、のんびりできる素敵な場所です!
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