スペイン・バルセロナのカサバトリョに行ってきました。
入場チケット購入と行き方や感想レビューを詳しくかいておきます。
カサバトリョってなに?
カサ・バトリョ(かさばとりょ)はアントニ・ガウディが設計した、海をモチーフにしたマンションです。
自然をモチーフにしているため、自然界には同じものは2つとないという考えから、窓の大きさはすべて違う大きさという、職人泣かせの設計なのだそうです。
外観は、ベランダがガイコツのように見えるため、骨の家とも呼ばれるようです。
現在は、人は住んでおらず中を見学できるようになっています。
公開時間
朝9時~21時まで、基本的に365日公開しているようです。
場所
グラシア通りにあります。
グラシア通りは、東京で言う銀座通りって感じかな?
お買いもののショップの並びにカサバトリョやカサミラがひょっこり現れます。
超行列で目立ってるのですぐわかります。
■住所
Passeig de Gràcia, 43
ちなみに、山をモチーフにしたカサ・ミラは、歩いて5分ほどの道路を挟んだ反対側にあります。
チケットをネットで買う
チケットを予約しておかないと、夏休みシーズンはチケットを買うために2時間待ち程度は当然になります。
せっかくのスペイン・バルセロナまで行く機会です。
時間も体力も浪費することのないように、チケットをネットで購入しておくことをおすすめします。
グラシア通りに並ぶ長蛇の列の外国人を横目に、優先的にスポッとカサバトリョにいれてもらえる優越感はいいものです。
私が購入した時とホームページがリニューアルしていたのですが、さらにわかりやすくなっていました。
アクセスして英語に切り替え、チケット購入画面に移動する
まずはホームページにアクセスします。
参考:カサ・バトリョ公式ホームページ(英語)「BUY NOW」をおして、チケット購入画面に移動します。
人数を選ぶ
購入したい人数を選びます。
現在はFAST PASSっていうのがあるんですね。
ファストパスのほうがいい場合は、5ユーロ追加です。
ちなみに私が行った時はファストパスというシステム自体がなかったです。
8月末の繁忙期に行ったのですが、当日チケット購入したい列は超大行列(恐らく2時間程度待ち)でしたが、ネットであらかじめチケットを持っている人は、待ち時間一切ナシでするっと入れましたよ!
人数を選んだら、「NEXT」ボタンを押します。
メールアドレス登録
メールアドレス登録画面が、人数選択の下のほうにあらわれます。
支払い方法を選んで、メールアドレスを入力して、国を選んでください。
規約に同意するボタンを押して「FINALIZE」ボタンを押します。
クレジットカードの場合は、VISAかMASTERのみ支払い可能です。
内容を確認して清算する
内容を確認して問題なければ、「CHECKOUT」ボタンを押します。
9時~21時の間、365日、好きな日、好きな時間に入れます。
バルセロナ市民はめちゃめちゃ働きものです。旅行中、シエスタで困ったとか、閉まってる店はひとつもありませんでした・・。
オーディオガイドもチケット代に含まれます。
クレジットカード情報入力
この画面からいきなりスペイン語になります。
ちょっと臆しますが、楽しむためです。頑張りましょう。
クレジットカード情報を入力して「CONTINUAR」を押します。
確認画面がでますので、問題なければ購入ボタンを押します。
バーコード画面を印刷
バーコード画面がでますので、印刷して現地に忘れずに持って行きましょう!
カサバトリョの中を見る
長蛇の列の先頭の横(正面から見て左側)に小さい入り口があるので、スタッフに声をかけてチケットを渡して入場します。
正面から見て右側にチケット購入用の長蛇の列入り口があります。
チケットを持っているなら左側の入り口から入場します。
オーディオガイドを受け取る
入場したら、すぐ解説用のオーディオガイドを受け取ります。
何語がほしいか聞かれるので、「ジャパニーズ」と答えて、トランシーバーみたいな形のオーディオガイドを受け取ります。
聞きたい番号を押して耳に当て、聞くだけです。
聞き取りやすいオバサンの普通のちゃんとした日本語です。
オーディオガイドのとおりに中を見ていく
オーディオガイドをもとに一通り回ると、屋上まで案内され、また下に戻る感じです。
2時間ほどの所要時間となります。
あとはオーディオガイドの通りに館内を進んでいくだけで、一通りの知識とともに館内をくまなく見ることができます。
オーディオガイドに縛られすぎると、同伴者のことも忘れ、ガウディが配慮した直感的な感動を味わうことを忘れてしまいそうになります。
オーディオガイドに縛られるのもほどほどにしたほうが、自分のものさしで直感的に感動できるかもしれません。
世界各国の外国人が、同じ場所で同じものを見ながら、各国の言葉のイヤホンガイドに聞き耳を立て、みんな似たようなタイミングで「へぇ〜、ガウディそんなこと考えて作ってんだー。すげぇなー」と思ってるだろうなという静かな一体感は、言葉は違っても、やっぱり同じ人なんだなーと笑えます。
外国人に対する漠然とした恐怖心?みたいなものが少し緩和されたきっかけにもなりました。(←江戸時代か!!)
カサバトリョの模型に、ミニプロジェクションマッピングしてました。
ドラゴンやガイコツが現れて窓になったり、何をイメージしてカサバトリョが作られたのか、わかりやすかったです。
ショップ
一通りの見学を終えたら、カサバトリョショップに到着します。
日本語の解説本もあります。
私はネクタイとスカーフを記念に買って帰りました。
結構普段使いできそう。
まとめ
オーディオの解説も詳しくて、ガウディ欲はお腹いっぱいになります。
基本的にはガウディはリサイクルした素材を生かして作っているという先見の明に驚かされました。
階段の手すりは、手の小さい私にもフィットして、触りやすかったです。
どうやら、その手すり一つにいたるまで、人の手に合うように、ガウディ自身の手の形をとって、手すりの形にしていたりするなど、ものすごい気配りされたユーザーインターフェイスなのだそうです。
そんな話もオーディオガイドで聞けます。
カサ・バトリョは現地でしか聞けない・体感できないお話が盛りだくさんの、日本語でも楽しめる素晴らしい観光地でした。
スタッフもたくさんいて、すごくちゃんとしてて安心です!
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