パリのキャバレー・リド(Lido)に、トップレスショー見に行きました!単なるおっぱいのキャバレーのショーではなく、ダンスあり歌あり、スケートあり、サーカスのような演目あり、プロジェクションマッピングありと、さすがパリ!芸術店120点満点のショーでした!
何より出演する女性たちが、パリコレモデルのように、ものすごいスタイルです。パリコレを生で見る事はきっと一生ないとは思いますが、ここでこのようなスタイルの人を見れてよかったです。
フランス料理コースも美味しくて、席もいい席に案内してもらえてとっても楽しかったです!
スニーカーやジーンズは禁止のドレスコードですので、服装にはご注意ください。
口コミ、感想を詳しく書いていきたいと思います。
リドとは?
リド(Lido)は、パリのシャンゼリゼ通りにあるキャバレーです。
1946年に現在のように舞台化となった歴史あるキャバレーです。
トップレスショーなのですが、男性のほうが恥ずかしそうに見ているのが、可愛らしいw
ショーの内容
2017年3月現在のショーはParis Merveillesという演目です。
一見真面目そうなスーツの女性が、徐々に周りの男性や女性の影響受けて、エロい女性として解放されていくという、簡単ながらもエロめのストーリー構成になっています。
女性がおっぱい出してセクシーに踊るだけの単なるキャバレーショーではありません。
もちろんおっぱいはいっぱい出ますが、プロジェクションマッピングが舞台を効果的に飾り、クラウン(ピエロ)が場を盛り上げたり、サーカスのような演目があったり、舞台が突如スケートリンクに変化したり、と思ったら超巨大なシャンデリアで女性がぶら下がって踊り始めたりと、演出もなんとも大胆で官能的で芸術的な、芸術点120点満点のショーです。
予約する
リドは、公式サイトが日本語に対応しており、簡単に日本語でネットで予約しておくことができます。
参考:予約|リド公式日付を選び、料理のコースを選んで、カードで支払いをして簡単に予約終了です。
お料理のコースはいくつかあるのですが、私は1番安い170ユーロのコースにしました。
ドリンクだけの予約もできます。その場合は開演する21時頃に入場する形になります。
服装
リドは、ジーンズとスニーカーが禁止のドレスコードがあります。
とは言え、所詮は観光地ですしそこまで気張る必要もないかと思います。
結婚式の披露宴みたいな感じの肩出しや背中出しのドレスの人もいれば、普通のセーター程度の人もいます。
男性はワイシャツにネクタイ(蝶ではない)という感じの方が多かったです。
ちなみに私はユニクロの黒いセーターと適当なスカート、靴は旅行中なのでヒールがない革靴。
要は、最低限のドレスコードさえ守れば後は自分が楽しめる服装で良いのではないかと思います。
Lidoに行く
お料理があるコースにした場合には、ショー開始が21時なのですが、19時~19時半頃に入場します。
2時間近く超ゆっくりとお食事を楽しんだ後に、ショーを楽しむ形になります。
食べながらショーってわけじゃないんですね。食事時間長すぎますね。これもフランスの文化なんでしょうね。
ドリンクのみにした場合は、ショー開始の21時を目安に行くようにします。
リドはシャンゼリゼ通りにありますので、ショーが終わって帰る頃には、夜の美しい凱旋門のライトアップも見ることができます。
入場する
リドに入ったら、スタッフに予約があることを伝えます。「ボンソワー!アイハブ リザベイション!」って感じで。
クロークにコートを預けます。
とにかくスタッフに会ったらいつでも自分から元気に「ボンソワー!(こんばんわ)」と挨拶です。
座席はいい席に案内してくれた!
座席に案内してもらいました。
ど真ん中の1番前のテーブル!座席は4列目くらいだけど、かなりいい席にじゃん!
なんとも適当な服で19:40頃に遅めに来たし、料理は1番安いコースなのに、私たちの席はちゃんと前のほうをあけておいてくれていたのでした。
来た順やコースの値段順に席を埋めるのではなく、予約順なのかな?とにかく素晴らしい席で超ラッキーです。
こういう時にありがちな、アジア人だけを端っこにまとめるような差別的なことも一切ありませんでした。
内装
舞台を中心に、段々畑のように扇型に広がるテーブルの空間が、なんとも美しくてわくわくします。
食事中、写真を撮りに回ってきます。一枚20ユーロくらいだったかな。
食事を選ぶ
あらかじめ公式サイトでも食事メニューを見ることができます。各コース内でも、メニューを選ぶ必要があります。
1番安いコースでも、前菜、メイン、デザートを2つのメニューからそれぞれ1つずつ選びます。
なので、デザート含め食事は3品です。固っっったいパンもつきます。
ごちゃごちゃと長い料理名でわかりにくいですが、日本語メニューを頼めば、日本語メニューをくれます。日本語メニューもわけわかりませんが。
注文するときは、英語とか指差しにはなるけど、わかってくれます。
飲み物は基本的に食前のシャンパンとハーフボトルのワインがつきます。
アルコールが飲めない場合は、ソフトドリンクなど別な飲み物に変更できますので、遠慮なく言いましょう。
お酒が飲めない母はシャンパンの代わりに大好きなトマトジュースを飲めてご満悦でした。母はワインの代わりに水を注文し、私もワインと一緒に水をくれと言ったら、1リットルボトルのミネラルウォーターもくれました。
食事の感想
食事は、私が今まで日本のレストランや披露宴で食べてきたどのフランス料理よりもおいしかったです。
日本で食べるフランス料理って、せっかくの日本の美味しい素材をこねくり回し、素材を組み合わせすぎてだいたい全部同じぼんやりした味に仕上げるゴールがわからない謎の料理というイメージでした。
でもリドの食事は、素材の味を引き出してて、しっかりゴールが見える味付けと言う感じで、フランス料理としては私が人生で食べた中で1番美味しかったです。塩気が濃いめだっただけかもしれませんが。
とはいえ、素材はやはりまずいのか、食事は当たり外れがあります。
以下、2017年3月のコースメニューです。メニューは季節によって変わるようなので、参考にならないかもしれませんが、掲載しておきます。
パン
まずテーブルには小さめのパンが一人一つおいてあります。フランスのパンってほんっとにめちゃくちゃ固いですね。でも慣れてくるとこの硬さのおかげで小麦の香りが鼻をぬけて、美味しく感じてくるんですが。
パンを食べ始めるとパンの皿が下げられます。
え?このパンどこに置くの?まわりを見渡すとみんな当たり前のように白いテーブルクロスにパンを直置きです。テーブルはパンくずだらけ。
前菜
母の分も写真とったから前菜の写真が2つありますが、前菜は2種類から1品選ぶ感じです。
↓栗の粒入りマロンクリーム、キノコのロワイヤル添え、鴨胸肉のスモークとともに
↓ブラックタイガーのマリネ、ココナッツ風味のパンナコッタとパッションフルーツのリビエラを添えて
前菜はどちらもとってもおいしかったです。
メイン
メインの写真も2つありますが、2つから1つ選びます。
↓サーモンのスフレ、シャンパーニュ風味のエマルジョンと季節の野菜を添えて
↓地鶏胸肉のロースト、トリュフ風味ソース、マッシュポテトとグリーン野菜を添えて
メインはサーモンのほうがおいしかったです。胸肉は臭みがありました。
デザート
プラリネ風味のクルスティフォンダン、グアナラ・ラクテのクリームとクラッシュ・ヘーゼルナッツにのせて
めちゃくちゃおいしいデザートでした!
帰り
ワインも空けてだいぶ酔っ払ってしまいました・・
タクシーに乗れそうもなかったので、少し歩きましたが、軍人が一部の道をわけありげに閉鎖していたり、治安的にはやはり歩くのは危険でまずい感じだったようです。
この日、手紙が爆発する事件もあったりしたらしいし、さらにこの次の日は爆破予告で昼の飛行機に乗れない人が続出するトラブルもあったらしく、たまたま巻き込まれずに済んだものの、2017年3月のパリは行ってはいけなかったのかもしれません・・。
まとめ
リドでは、とっても素晴らしい時間を過ごすことができました!
ムーランルージュも行きたかったな。
パリのキャバレーと言えば、赤い風車のムーランルージュの方が歴史も長く有名ですね。
画家ロートレックのファンである私は、もちろんMoulin Rougeに行きたかったのですが、2017年3月現在行われているショー・Feerie(フェリ)では巨大な蛇と踊る演目があり、蛇恐怖症の母が絶対に無理とのことでリドに行くことになりました。…無念。
施設概要
施設名
リド(Lido)場所
116 Av. des Champs-Élysées, 75008 Paris,
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