広島市に観光に行きました。
とても街並みは美しくて、空も緑も綺麗でした。ホームレスもいない。なにより広島のお好み焼きがうまい。
広島は日差しが強くて、日焼け止めしっかり塗ってたのに、すごく焼けました。ロサンゼルスの日差しみたいに刺さるような感じでした。それなのに広島の女の子は肌が白くて髪が綺麗で、切れ長の目をしてて細くてかわいい。
そんな広島の旅行について、旅行者の目線ですがざっくりとまとめてみましたー。
目次
行き方
東京から新幹線で向かう場合は、だいたいは自由席でぜんぜん座れます。
でもシルバーウィーク初日はこみすぎて数時間新幹線で立ってました・・
新幹線で行く
新幹線で東京から3時間半〜4時間ほど。
新幹線の広島駅と通常のJRの広島駅は隣接しあっていてとても便利。新幹線駅とメインの駅が隣接しあっている駅は案外珍しく、とても便利。
関西のイコカはもちろん関東でも使ってるパスモやスイカが使えます。
広島市の交通
路面電車が市民の主な交通手段のようです。
でも路面電車の止まる駅は、観光客にはイマイチおしい感じで使いづらい。
5〜10分おきくらいには路面電車が来ます。路面電車は広い道路の中央を走っており、停車駅ももちろん道路の中央。横断歩道から直接駅に入ります。
後ろから乗って前でお金を払っております。
路面電車はJRではなく広島電鉄なのでイコカやパスモは使えません。地元の方はなにやらピっとタッチするカードをお持ちのようです。
どこまで乗っても一律160円です。
バスの乗り方に似てますが、乗る時は後ろから整理券などをとらずに乗って、降りたい駅の前で「おります」ボタンを押し、降りるときにお金を払っております。広島駅終点の場合は後ろから降りてお金を払うこともできます。
地図の距離感が大きい
東京や大阪の地図は、実際行ってみると案外近いなって思うことが多いですが、広島の地図感は広い!
平和記念公園とかも超広い!!
徒歩での移動はしんどすぎます。
各所に乗り捨てできるレンタサイクルがあるので、もっと早く気付いていれば利用したのに。。
案外高いけども広島旅行ではレンタサイクルの利用がおすすめのように思います。
広島城の敷地も自転車で回れます。
観光地
繁華街・薬研掘
東京でいう歌舞伎町が薬研掘です。
キャバクラ、クラブ、ラーメン、お好み焼きなんでもあります。
広島駅からは歩いたら20分はかかるので、タクシーか路面電車でいくことになります。
路面電車は八丁堀駅です。
この近くに宿をとっておくと、夜も食べ歩きができてとても楽しい。
厳島神社
西暦593年頃(推古元年)からあるという歴史ある世界遺産の神社です。宮島が戦場になったり、焼けたり倒れたりしたことがあるとはいえ、1400年前から続く寝殿造りの木造建築です。
平清盛やら源頼朝やら豊臣秀吉やらの有名人が増築したり参内したりして、日本の長い歴史を見て来たんでしょう。
満潮の時は、大鳥居や神社が水に浮かんでいるようになる美しい光景。
干潮の時は、大鳥居まで歩いて行けるようになり、大鳥居にさわると幸せになれるとか。
参道
参道は広島ならではのお店がたくさんでとてもお腹いっぱいで楽しい!
揚げもみじまんじゅう屋さんは並んでるけど回転が速く、結構すぐに食べられます。店内でお茶を飲みながらほおばれます。
焼き牡蠣のお店もいくつかあり、これも並んでるけど回転がよく、すぐに食べられます。アツアツでおいしい!苦手な臭みがない!
野生の鹿がたくさん歩いていますが、ビニールや紙(化学物質まみれの加工品だからあげちゃだめ)を食べてしまうと病気を引き起こしてしまうので、あげたり食べられたりしないようにお気をつけください。
豊国神社(千畳閣)
豊国神社(千畳閣)は秀吉が命じて作ったものですが、急死により壁板も張られないままの未完成な状態のまま今に至っているものです。
広い広い経堂は、入場料100円ですが、観光客がほっと休憩する場になっています。
京都の清水寺は、もはや渋谷化しており、人だらけでなにがなんだか楽しめませんが、ここならそれっぽい雰囲気が楽しめるかな?
厳島神社の行き方
厳島神社は瀬戸内海の宮島という島に建っています。広島から陸続きで電車などで行けるわけではなく、フェリーに乗って行きます。
広島市街地からは大分西のほうにある「宮島口駅」まで路面電車もしくはJRで行き、そこからフェリーに10分乗って宮島に着きます。
路面電車に乗りたい気持ちはわかりますが、50分くらい時間がかかるので、広島駅からJRの電車で28分程度で行ったほうが早いです。電車は10〜20分に1本くらい出ています。
宮島口からのフェリー
宮島口から宮島桟橋行きのフェリーに乗ります。
- JR西日本宮島フェリー(大鳥居に接近する)
- 宮島松大汽船
どちらも料金は往復360円。
フェリー乗り場に行く前に、JR宮島口駅にあるJR西日本フェリーの券売機で往復チケットを購入しておくのもいいです。
JRフェリーの行きは大鳥居側に大回りしてから宮島桟橋に着きます。せっかくなら大鳥居に接近するJR西日本フェリーに乗りたいですね。
JRフェリーも帰りは鳥居を大回りせずに、直接宮島口に帰ります。
よく写真でみる大鳥居を正面にして神社をバックに入れる構図は船からでないと撮影できません。フェリーか宮島についてから小船が出てますので、それに乗るといいです。
宮島水族館(みやじマリン)
行く予定はなかったのにフラッと入ってしまった宮島内の水族館です。
牡蠣の養殖の様子が見れます
水族館の裏側ツアーのチケットが入場後すぐに置いてあり、まだチケットがあれば、水族館の裏側ツアーに参加することができます。こういうのはじめてて楽しかったー!
原爆ドーム&平和資料館
入場料50円。
原爆にまつわる実際の貴重な資料を見れます。無知でお恥ずかしいのですが、原爆ドームの中に資料館があるんだと思っていました。原爆ドームと平和資料館は同じ公園内ですが、かなり遠い位置にあります。徒歩20分という感じでしょうか。
熱でゆがんだガラス瓶やお弁当箱に入った炭化したご飯・・。
映像での解説も豊富で、放射線障害とはどのようなものか、解説もあります。
楽しい旅行中ではありますが、ここには時間をとって行っておくべきでしょう。
見学者は、話し方からアメリカ人の方が多いように感じました。
平和資料館の建物は大きいですが、半分が資料館で、半分は会議室などです。
見学にかかる所要時間は1時間〜90分程度でしょうか。
今後さらにわかりやすくするために、改装を予定しているようです。(2015年9月)
広島城
広島城は決して大きい城ではありませんが、資料の多さ、歴史の濃さがすごい。
こんなに解説や資料が惜しげもなく展示され、おもしろいところはなかなかないでしょう。
お堀から入って天守閣まで歩いて、お城の中は5階までもりだくさんの解説を見ながら登っていきます。
毛利元就が息子に宛てた三本の矢の写しが展示されており、原文が読めたり、刀や柄の細工の細かさを見れたり、重さを体感できたり、教科書に出てくるような歴史上の人物が関わっていることが多く、なかなか珍しいものがたくさん見れます。
かなりのボリュームで疲れますが、とてもよい観光地です。
呉市で護衛艦・潜水艦
広島市から電車で45分程度の呉市は海上自衛隊の基地があり、ミリタリーファンにはたまらないでしょう。
今回は時間がなくていけませんでしたが、気になるところです。
大和ミュージアム
戦艦のミニチュアが見れるそうです
入場料:500円
てつのくじら館
潜水艦が見れる。潜水艦の中にも入れるらしい。
元自衛官の方が詳しい説明をしてくれたりして、ミリタリーファンでなくても、かなり楽しめるスポットらしい。
入場料:無料
護衛艦クルーズ
護衛艦を海から見れるクルーズ呉艦船めぐり 。元自衛官の方が案内してくれるらしい。時間がとれなかったけど行ってみたかった。
料金:30分のクルーズで1300円
食べ物
あなご丼・うえの
ちゃんと有名店で食べるべきでしょう。
あなご丼の有名店「うえの」が厳島神社に向かう宮島口駅近くにもあります。
連休中に行ったので行列しすぎでしたが、お弁当ならすぐに買えます。
今思えば、「うえの」でお弁当を買って宮島のロープウェーのぼった上で食べるとかすればよかったなと思います。
有名店が混んでるからって他のお店で食べたら、うすくてパサパサした味気ない魚が乗ったどんぶりでした・・。あなごってこんなマズイものなのかと思いました。広島人の舌を疑いました。サンマ缶でも乗せたほうが大分うまいと思いながら半泣きで食べました。(ちなみに私はサバ缶派。)
恐らく「うえの」と思われる有名店で食べたことがあるという姉は「あなご丼はプリプリしておいしかったよー!」と言ってました。
あなご丼は有名店で食べなければ後悔します!
お好み焼き
お好み焼きも観光客向けのところで食べず、地元の人がいくお店で食べないとおいしくないらしいです。
ガイドブックには載ってないところにいったけど、私のチョイスはどうだったのだろう。
地元っぽいひともたくさんいたし、エンドレスで食べ続けられそうなぐらいおいしかったので、超大正解だったと思う!
薬研掘の越田。
相当うまかったです!お腹いっぱいで入ったのに、なんていうか、ご飯というジャンルではなく、ポテトチップス感覚でいくらでも食べれそうでした!
ただ、広島焼きは注文してから時間がかかる。焼いてくれるし、目の前で繰り広げられるあざやかな鉄板さばきを見てると時間なんて忘れますが。
東京の浅草や月島とか、お金払うのに自分で焼かなきゃいけないとかこだわりないみたいで理解不能だけど、広島みたいにお店の人がこだわりを持って焼いてくれるのは本当においしい。
牡蠣
私も夫も牡蠣にあたったことがあり、やはり牡蠣を食べるのは怖い。
しっかり焼いた焼き牡蠣を宮島で頂きました。臭い感じもなく、とてもおいしかったです。でもやはり牡蠣に対する恐怖はぬぐえず・・
お土産
もみじまんじゅう
広島土産の定番。要は東京浅草でいえば人形焼きです。
もみまんはいろんなお店が出していますが、なかでも「藤い屋」というお店が評判がいいようです。
広島菜漬
酸味のある漬物です。
私は酸味のあるいかにも乳酸菌が発酵しすぎだろっていう漬物が大好き。野沢菜のつけものだって酸っぱくなってからが私の食べごろ。
そんな酸っぱい漬物好きには大ヒットな漬物です。
牡蠣屋の牡蠣のオイル漬け
参考:牡蠣料理専門店 牡蠣屋 のオイル漬け。ここの牡蠣オイル漬けが有名らしいです。
なんでだか夫も私も牡蠣にあたった経験のトラウマのせいか、疲れのせいか買う気になれなかった。。
パスタにも、残ったオイルはドレッシングにもなるそうです。そうかーいろんな料理に応用できるなら買えばよかった・・。
バターケーキ
「合歓(ねむ)」もしくは「長崎堂」バターケーキをお土産にすれば、デキる人扱いになれるらしい。(切って分け合って食べれる環境ならね)
日曜祝日は営業していないので、結局食べることはできなかったー。
まとめ
祝日などの連休に行ったので営業してないお店が多く、悔いの残る旅行ではありました。
平日に行った方がよさそうです。でもおいしくて楽しかったー!
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