ケルヒャーの家庭用スティックスチームクリーナーを買いました!
テレビショッピングのようにバーっと汚れが落ちる感じではありませんが、細かいところも汚れが落ちやすくなり、なにより洗剤を使わずに除菌できるので、安心して使うことができるのが嬉しいです。
その使い勝手や感想・口コミを詳しく書いていきます。
ケルヒャースチームクリーナーとは
ケルヒャーはドイツのメーカーです。
高温のスチームと圧力でお掃除できるお掃除道具です。ケルヒャーといえば、高圧洗浄機が有名ですが、それのスチームのバージョンです。勢い良く100度のスチームが出ます。
100度ものスチームなので、ノズルの向きには注意が必要ですが、99.99%除菌できます(ってホームページに書いてあります。)
参考:スチームクリーナー SC 1 プレミアム|公式私が購入したのは家庭用スティックスチームクリーナーS1プレミアムです。スティックもできるし、ハンディタイプもできます。
汚れは落ちる?
ケルヒャー含め、他社のものでもスチームクリーナーは、テレビショッピングなどで、汚れをバーっと落とすシーンがよく見られますが、あんな風になるのは、軽い汚れだけです。テレビショッピングの簡単に落ちていく汚れは、汚れ風に着色したものだと思ったほうがいいです。
スチームクリーナーは、汚れが取れやすくなるようにアプローチをかけるもの、という風に考えたほうがいいです。
それでも、結構汚れは飛んで行きますので、口コミなどで他のメーカーもたくさん見たけど、やっぱりケルヒャーは他の廉価版たちと違って、パワフルなんじゃないかと思います。
デメリット
準備・片付けの手間
準備や片付けの手間がかかります。付属品も多く、そこそこ収納の場所も必要です。
汚れを拭き取る手間
狭い隙間の汚れにもバーっとアプローチをかけてくれるスチームクリーナーですが、汚れをかき出してくれるだけなので、汚れを拭き取る作業自体は、手作業です。
ケルヒャーして、雑巾で拭いて、雑巾の汚れを洗ったら、またケルヒャーに戻る。
を繰り返す感じです。
つまり、毎日きちんと掃除できる人なら、そもそもケルヒャーなんて使わないほうが早く掃除が終わります。
私のような面倒くさがりは、アレルギーたくさんあるくせに、1週間に一度〜1ヶ月に一度程度しか掃除しない場所もあり、細かいところにも汚れがたまります。
メリット
スティックとハンディを使い分けられる
掃除機のようなスティックタイプと、ハンディタイプを使い分けできます。
ハンディタイプはそのまま直持ちのノズルもできます。でも重たいので、ホースがついてるノズルもあるので、本体は置いてホースノズルをもって使うということもできます。
パワフル
蒸気はなかなかにパワフルです。軽い汚れはバーっと飛んでいきます。
長年こびりついた汚れは恐ろしいほど以外なところからボロボロと現れてきまきて、自分が溜めた汚れに悲鳴をあげました。
思ったよりスチーム時間は長い
スチーム時間は6分とあるのですが、拭いたりなんだりしていると、15分くらいは普通に蒸気で掃除できてることに気が付きます。
1回の蒸気の掃除でほどよく疲れるので、逆にちょうどいいです。
丈夫
ホースノズルを使って、掃除に夢中になっていると、よく本体を落っことしてしまったりします。
でも全然外装はなんともないし、とっても丈夫です。
掃除準備の仕方
1、水を入れる
水を200cc入れます。
タンクにはもっとたくさんお水は入りますが、200ccに抑えて、のこりのスキマは蒸気のためなんでしょうね。
説明書によるとお水はタンクにたっぷり入れてはいけません。
2,電源を入れる
コンセントを入れ、電源ボタンを押します。
コンセントは思ったよりも長いので、狭い我が家なら、お風呂、洗面所、トイレを一気にお掃除できます。
3,3分待つ
3分待つとスチーム完成。
スチームでお掃除できるようになります。
掃除開始!
ノズルをつける
お掃除したいところに合わせて、好きなノズルを選び装着します。
掃除機のようなスティック、ホースノズル、ブラシ、ブラシ小、装着用雑巾など、様々な付属品が付いてきます。
掃除開始
スチームボタンを押すとスチームがバーっと出ます。
高音で危ないですから、ノズルが自分に向かないように注意です。
スチーム出した直後のノズルもめちゃくちゃ熱いので油断禁物です。
換気扇
ギットギトの換気扇の油汚れには、あらかじめ重曹水や重曹をパラパラ振りかけてからケルヒャーするとするっと落ちます。
キッチンの壁
キッチンの壁などについた軽い油汚れ程度なら、ケルヒャー一回でするっと落ちちゃいます。
お風呂
タイルの目地は、ブラシ付きのノズルをつけて、ケルヒャーでゴシゴシこすりながら除菌できます。
除菌できたかどうかは正直みえないからわからないけども、なんだか臭いも和らいだ気がするし、スッキリした気はします。
フラットな壁などには、スティック式ノズルに付属の雑巾をつけて、お掃除します。
水垢はやはりケルヒャーだけでは落ちませんので、クエン酸水などを使って上手に汚れにアプローチしていくといいようです。
トイレ
トイレのお掃除をサボったせいでできてしまった黄色い尿石には、クエン酸水をトイレットペーパーに染み込ませて便器を30分ほどパックしてから、ケルヒャーすると、尿石も落ちやすくなります。頑固なものは一回では落ちないので、ときどきケルヒャーすると、ポロっと尿石が剥がれてきたりします。
稼働時間
ケルヒャー1回の連続稼働時間は6分となっています。
ただ、この6分はあくまでずっとスチームを出しまくって掃除した場合です。
実際に掃除するときは、ものをどかしたり、ケルヒャーが溶かした汚れを拭き取りながらの掃除になるので、ずーっとスチーム吹き出したまま掃除するということはないと思います。
そのため、実際の掃除時間としては、15分程度はスチームだしながら掃除を続けられる感じになります。
スチームはずっと出してると弱くなってくるので、出したら2〜3秒待つを繰り返すと、スチームが溜まり、長いこと強いスチームでお掃除できます。
スチームが出なくなってきたら、お水がなくなったということです。
お水を入れられるようになるのは冷めてからです。熱いうちは、給水口の蓋が空回りして、開けることができないようになっています。
冷めるとあけられるようになるので、次にお掃除できるまで30分ほど待つことになります。
30分も待つのはもどかしいですが、事故を防ぐことができる配慮がされています。安全には代えられませんもんね。
1回だけでも15分もスッキリお掃除できるから私は大満足です!そのぐらいでちょうどいいです。
電源を切るのを忘れない
電源ボタンは見づらい場所にあり、くぼんでいるので、電源をいれるのを忘れたり、切るのを忘れがちになります。
電源ボタンは、切るときも自分でちゃんと切るにしないといけなくて、自分で電源ボタンを切らないと、水がないのにずっとスチームを出そうと高温になってしまいます。
きっと国産だったら、そんなの危険だから、水がなくなったら自動電源オフとかになってくれるんだろうけど、そこは外国製。気の利いた機能はついていません。
電源ボタンを切るのを忘れそうになります。
掃除が落ち着いたら、必ず電源を切り、コンセントまで抜く癖をつけたほうがいいですね。
電源を入れたままコンセントを抜くと次にコンセントを入れた時に、電源が入ったままになります。
お水が入ってないのに高温になってしまうので、自分で電源オフをきちんと確認しなければなりません。
まとめ
ちゃんと毎日お掃除できる人なら、ケルヒャーは必要ないと思います。
サボりがちで細かいところにも汚れが溜まっちゃう人で、たまにしっかり掃除したいという場合は、買ってもいいかもしれません。
それでも、洗剤を使うことにそれほど抵抗がない人は、やはりケルヒャーでなく、洗剤でササッと拭き取ったほうが早いかもしれません。
掃除をサボりがちのくせに、洗剤や界面活性剤などに抵抗がある人には、ケルヒャーで蒸気に注意すれば、熱で除菌できるのが嬉しい点です。
ただ、多少重いものを持ち運びながら、微妙に中腰の姿勢が続くので、腰痛に注意です‥。私は盛り上がって1日に何回もケルヒャーしてたら、腰をやられました‥。
結局、ケルヒャーもこまめにやるのが体力的にも衛生面でもいいんでしょうね‥
いろいろな廉価版が出てますが、お高いけどもケルヒャーにしたほうが、パワフルで思ったより長く掃除できていいですよ。
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