アメリカ・ニューヨークのブロードウェイでキャッツを見てきました!
音楽、ダンスともに個性的で、猫たちが常にフルパワーで踊るので、ストーリーがないとはいえ、見ごたえがあります。
私がチケットをとった方法や、感想など詳しく書いていきます。
キャッツとは?
キャッツは1981年にロンドンで制作された、古いミュージカルです。
舞台はゴミ捨て場をイメージしており、上演開始時に、猫の目があちこちから光るのも面白いです。
キャッツの音楽は、現代のモーツアルトとも称され、オペラ座の怪人も作曲きたアンドリューロイドウェバーが作曲し、聞き応えのある美しく個性ある音楽も魅力的です。
休憩を挟みますが、猫たちは2時間ぶっ通しでフル稼動で歌い、踊るので、役者さんたちにとっては相当しんどいミュージカルでしょう。
ストーリー
ストーリーはほぼないし、歌詞も内容がないので、英語がわからなくても、十分楽しめます。
24匹の猫たちが、年に一度のお祭りで、ジェリクルキャッツという名誉ある猫に選ばれるために、個性を競い合うストーリーです。
最後にジェリクルキャッツに選ばれるのは、傷つきボロボロのかつてはブイブイ言わせてたはずの娼婦猫。
メモリーという誰でも一度でも聞いたことがある名曲を歌い、蔑んでいた周りの猫たちの心を動かします。
所要時間
2時間30分(休憩20分含む)
チケット購入
私は1ヶ月切ってから行くことにしたので、普通にbroadway.comから取るといい席が取れなそうだったので、現地代理店のあっとニューヨークさんにチケットの手配をお願いしました。
せっかくニューヨークまで行ったんだから、お金はかかってもいいから、とにかくいい席が希望だったので、プレミアチケットの手配をお願いしました。
手数料は若干かかったものの、1番前のど真ん中の大迫力の席で見ることができました!
キャッツは、1番前の席でもみづらくはなく、猫の一員になれたような目線で、その息遣いや迫力を堪能できました!
もし、3ヶ月前とか余裕があるときに旅行が決まっても、あっとニューヨークさんに手配をお願いしてみることをおすすめします。
あっとニューヨークさんなど、現地代理店なら、同じような席でも60ドル近くも割引されるからです。
公式broadway.comでも自動的にそのときに最もいい席が自動抽出されるため、自分で選ぶことができません。
あっとニューヨークさんの割引チケットも、座席の抽出は同じようなしくみを利用しているようで、そのときに最もいい席を自動抽出し、好きな席は選ぶことができません。
オペラ座の怪人で、同じようなタイミングで試してみたら、公式broadway.comでもあっとニューヨーク割引チケットでも同じ席でした。
同じ席なら60ドル近くも割引してくれるほうがいいに決まってます。
ブロードウェイのミュージカルチケットをとるなら、一旦あっとニューヨークさんにお問い合わせしてみたほうがいいでしょう。
ネイルサイモンシアター外観
キャッツを上演している劇場は「Neil Simon Theatre(ネイル サイモン シアター)」です。(2017年1月)
■Neil Simon Theatre
250 West 52nd Street
New York, NY
タイムズスクエアから北に10ブロックほど約10分ほど歩きます。
するとやってきましたキャッツ!
舞台の装飾はゴミ!?
舞台はゴミで装飾されています。
人間が捨てたゴミの中でクラス猫たちの目線に合わせて、巨大なゴミが壁一面に詰め込まれています。
あっとニューヨークさんのプレミアムチケットのおかげで、直前に購入したのに一番前のど真ん中の席だったのですが、舞台の下もゴミが詰め込まれています。
ゴミの隙間からは猫の目が光ったり、猫に扮した俳優さんたちがひょっこりと現れたりして、臨場感あふれるユニークな演出が施されています。
感想
ブロードウェイの舞台をいくつか見てきましたが、キャッツが1番役者さんの体力やダンス技量を問われるキツイ舞台に見えます。
全員が歌いながら踊るので、結構ハァハァ言ってたり、回転するときは汗も回転してほとばしるのが見えます。
振り付けもとても個性的で、真似したくなっちゃいます。
ラムタムタイガーがダサかった
キャッツのDVDをあらかじめ見て予習していったのですが、やはりカッコよくて女性に人気があるのがラムタムタイガー!
DVDのラムタムタイガーはスリムでチャラいけどほとばしるのがフェロモンがたまらないのですが、今回実際に見たラムタムタイガーは残念すぎた。
おっさんでチビでデブで腹が出てて、顔が大きく足が短い。それでカッコつけるものだから、痛々しくて見てられなかった。
英語がわかれば、もしかしたらだんだん魅力にあふれてくるのかもしれないけど、英語もわからないので、見た感じのダサいままで痛々しかったです。あれは「男が思うモテる男」ですね。あくまで私の好みでなかっただけですが。
休憩中は舞台に上がろう!
キャッツはなんと休憩時間に、舞台に上がることができるんです!
キャッツは、休憩時間になっても、猫がいなくなるだけで、幕が降りることはありません。
長老猫のオールドデュトロミーだけが現れます。
休憩時間になると、会場内の左右に列ができはじめ、舞台にあがることができます。
真ん中の階段からは、観客は上り下りできません。
舞台に上がったら、休憩が終わるまで、のんびり写真を撮ったりできます。
舞台にあがると、早い人はオールドデュトロミーと写真撮ったりできますが、だんだん舞台が混雑してくると、オールドデュトロミーに「小さい子供が優先」と言われます。
舞台から写真を撮るぐらいしかやることはないですが、憧れのブロードウェイの舞台にあがることができるので、とてもいい記念になります。
キャッツなら絵画もみたい
現代のドガと言われるロバートハインデルが、キャッツの白猫ヴィクトリアを描いていて、これがまた美しい。
ときどき日本でも展覧会が開かれたりしますが、ぜひどこかで本物にお目にかかりたいものです。
劇場へのアクセス
Neil Simon Theatre
250 West 52nd Street
New York, NY
参考:broadway.com
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