ギリシャ・アテネのアクロポリスに行きました。漫画・聖闘士星矢(セイントセイヤ)でおなじみ?のパルテノン神殿や女神が柱になっているアレクティオンなど、漫画で見た憧れの世界が広がっていました。
共通チケットを購入すると、合わせて古代アゴラやハドリアヌスの図書館や美術館も見ることができます。
夜景も大変美しいです。
行き方やチケットの購入方法など詳しく書いていきます。
アクロポリスとは?
アクロポリスとは、ギリシャ・アテネ市内にある丘のことで、パルテノン神殿などの有名な遺跡があるエリアです。
遺跡の修復もかなり進んでおり、紀元前5〜4世紀の雰囲気を味わうことができます。
丘や階段をたくさん登り降りすることになるので、足がかなり疲れます。
行き方
アクロポリスに行く場合は、基本的に丘の南側から入ります。
タクシーやヒップオンヒップオフ観光バスも同じ場所に止まります。
閑散期は、さまざまな入り口が閉鎖されているので、このロータリーの入り口に向かうのがベターです。
私はタクシーで行きました。「アクロポリス」と言えば、丘の入り口におろしてくれます。
チケットの種類
チケットはネット販売は基本的に行っておらず、基本的には直接現地のチケットオフィスで購入します。
私は、2017年3月のオフシーズンに行ったので、全く並ぶことなく購入できました。
夏の観光シーズンに行かれる方は並ぶらしいです。その場合は共通チケットをアクロポリス以外のアゴラや空港などのチケットオフィスで買うとか工夫してもいいかもしれません。
チケットは次の種類あります。
アクロポリス単体チケット(8ユーロ)
アクロポリスの丘にある次の建物を見ることができます。
- パルテノン神殿
- アレクティオン
- アッティコ音楽堂
- デュオニュソス劇場
基本的には修復中であったり、ほとんどは建物の中に入ることはできません。
ほとんど近くで見ることができる、という感じです。
アクロポリス単体チケットだけなら、英語ガイド付きでネット購入できるものもあります。
共通チケット(30ユーロ)
共通チケットは、現地のチケットオフィスのみで販売されています。
アクロポリスに加えて、アテネの町中のあちこちに散らばってる次の遺跡にも行くことができます。
- 古代アゴラ(コミュニティの場)
- ローマンアゴラ(市場)
- ハドリアヌスの図書館
- ハデスの門
- ゼウス神殿
など
ちなみに新アクロポリス美術館は、共通チケットに含まれません。
5ユーロさらにかかってしまいますが、英語がわからなくてもとても面白くて感慨深いので、ぜひ行ってください!
アテネ市内はアクロポリスのありがたみが薄れるぐらいアテネの町中のあちこちが遺跡だらけです。
丘の入り口
南側入り口から入る
通常はアクロポリスに登る南側の入り口で、タクシーやバスで降ろしてもらうのが一般的です。
地下鉄でも行けます。
三方向に通路があり、どこに行けばアクロポリスなんだよって感じですが、登りのほうに人がたくさん行きますので、登っていきます。(下りの人もたくさんいるけど。)
チケットの購入方法
登っていくと分かれ道が出てきて、チケットオフィスが現れるので、ここでチケットを購入します。
コモンチケットとか、オールチケットとか言えば通じます。
チケット購入後も、ルート案内や地図はもらえませんでしたので、勘で適当な道を歩いていきました。
見どころ
アクロポリスには、パルテノン神殿をはじめ、いくつもの遺跡があります。
イロディオ・アッティコ音楽堂
まず最初に出会う遺跡は、かなり修復されたイロディオ・アッティコ音楽堂です。夏はここで古代劇やコンサートが行われるようです。素敵ですねー。
通常は中に入ることはできません。
パルテノン神殿
やってきました憧れのパルテノン神殿!
修復中で、中にはいることはできません。
朽ちた古代文明と、繰り返される春の命の芽生えの対比が印象的でした。
レリーフの本物などは、博物館にあります。
エレクティオン神殿
6体の女神像が柱となって支えている姿が印象的です。
こちらの女神像は複製で、本物のうち5体は新アクロポリス美術館に、1体は大英博物館に展示されています。
>> 新アクロポリス博物館で本物を見て!行き方・営業時間に注意・チケット購入デュオニュソス劇場
丘の下のほうには、デュオニュソス劇場があります。
デュオニュソス劇場は中に入ることができます。
劇場の下には通路が見えたり、座席はりっぱな背もたれ付きの貴族用の席と一般用の席があったりと、興味深いです。
新アクロポリス博物館
新アクロポリス博物館には本物が展示されています。絶対行くべきです!
>> 新アクロポリス博物館で本物を見て!行き方・営業時間に注意・チケット購入まとめ
聖闘士星矢好きには、ギリシャは憧れの地です。
アクロポリス観光は、丘を登ったり、降りたり、また登ったりと、とにかくよく歩くので疲れますが、憧れていたものが目の前に存在することで、疲れも吹き飛びます。
2009年頃からギリシャの財政破綻が騒がれていますが、2017年3月に旅行した感じでは、それほど治安に不安を感じることもなかったし、ストライキに出会うこともありませんでした。
イギリスやフランスも同時にヨーロッパ周遊をしましたが、ギリシャが一番元気で明るく親切な人が多く、食べ物もシンプルでおいしく、のんびりとトラブルなく旅行することができました。
ただ、やはりアテネのラリサ駅周辺やオモニア広場周辺のエリアは、パキスタンなどのイスラム系の人が多いので、近づかないように地元の方に言われました。
それ以外は、特に不安を感じることもなく、観光を楽しむことができました!
コメント