龍王峡+鬼怒川温泉の行き方・服装の注意点|口コミ評判

2017/09/15

by sayo

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龍王峡

栃木県鬼怒川温泉の近くの景勝地・龍王峡に行ってきました!浅草から電車1本で行ける美しい渓谷です。

切り立った崖の間を流れる渓谷の水はなぜだかとても青くて、仙人でも住んでそうな神秘的な光景です。

今回は、龍王峡駅から降りてすぐの虹見橋周辺から景色を楽しみました。

体力のある方はハイキングコースもありますが、私は体力がないので、駅からすぐの橋から楽しみました。

簡単に行ける場所なのに、とても美しいので、ぜひ行ってみてください!

龍王峡の行き方、楽しみ方、服装、注意点などを詳しく書いていきます。

龍王峡とは?

龍王峡は栃木県の川治温泉と鬼怒川温泉の間くらいにある渓谷です。

2200万年前に火山により噴出した火山岩が、鬼怒川の流れによって侵食してできたと言われているそうです。

参考:龍王峡|公式

龍王峡のハイキングコースは、最長で龍王峡入り口から川治温泉(かわじおんせん)まで約6キロ、3〜4時間のコースがあります。

ですが、体力や時間に合わせて、途中まで歩く、または龍王峡駅からすぐの場所で景色を楽しむなど、さまざまな楽しみ方をすることができます。

参考:龍王峡ハイキングコース|公式

ハイライトは、「むささび橋」からの景色だそうです。
龍王峡駅から「むささび橋」まで行き、対岸などをあるいて、さまざまな見どころを回りながら、龍王峡駅まで戻ってくるまで戻ってくる1時間半のコースがほどよさそうですね。

体力がない私の場合は、龍王峡駅から渓谷へ降りてすぐの虹見橋で景色を堪能しました。
龍王峡駅からすぐの虹見橋でも、十分神秘的な美しさです。駅からすぐとはいえ、結構キツイ階段が待っていますので覚悟が必要です。

浅草からの行き方

リバティ会津

東武浅草駅から、会津方面に行く特急「リバティ会津」に乗ると、浅草から龍王峡まで電車1本で行くことができます。

約2時間半の所要時間になります。

電車のチケット

リバティ会津は、東武鉄道・野岩鉄道(やがん)・会津鉄道の3社が乗り入れて、接続しているため、浅草〜会津田島まで、超ロング旅行を楽しむことができます。

ですが、それぞれのホームページはうまく連動しておらず、ネットでチケットを検索しようと思おうものなら、こっちには龍王峡駅があるのに、こっちのページには龍王峡駅が記載されてない!とかすごく混乱します。

龍王峡駅は野岩鉄道が運営しているようですが、東武鉄道で購入できます。

リバティ会津は1日4往復です。

参考:特急列車 時刻表|東武鉄道 参考:TOBU are GOGO!
リバティ乗車の注意点

リバティは東武区間は全席指定席なので、事前に購入しておいたほうがよさそうです。

また、リバティはロングライドにもかかわらず、社内販売はありません。必ず飲み物・食べ物・お菓子は事前に購入しておきましょう。

日光周辺で日光方面に向かう電車と会津方面に向かう電車で切り離しがあります。切り離しの際は、違う車両に乗っていないように注意してください。(ちゃんと購入した座席に座っていれば大丈夫ですが。)

リバティ乗車

一等席などはなく、全部同じクラスの座席のようです。

座席の幅は、広くもなくせまくもなく普通です。

リバティ座席

お弁当は東武浅草駅で購入しましたー。秋空御膳。やっばり高いお弁当(1300円)は味が上品でおいしい。

秋空御膳

多機能トイレはなんか多機能感がすごいです。

多機能トイレ

2時間半の乗車でしたが、そんなに長時間乗ってたと思えないぐらい、快適に過ごせました。

龍王峡駅

龍王峡駅

平日にいったのですが、龍王峡駅は、降りる人もまばらでした。

龍王峡駅の前の新藤原駅からは、結構すぐ着くので、荷物を早めにまとめておいたほうが良さそうです。ほんとにすぐだったので、慌てました・・。

参考:龍王峡駅周辺図|野岩鉄道

駅のホームのジブリ感はなかなか素敵です。

ホームの下にも川が流れているようで、わくわくします。

ホームにコインロッカーがあり、荷物を置いておくことができます。
私は帰りは鬼怒川温泉にバスで行こうと思ってたので、駅に戻らないので、荷物を置きませんでしたが、駅に戻る予定の方は、虹見橋に行くだけでも階段がキツイので、荷物を置いていったほうがいいと思います。

駅を出ると広い駐車場ですが、このままお土産屋さんのほうに行くと、龍王峡入り口になります。

龍王峡に行く

龍王峡のお土産屋さん

5件ほどのお土産屋さんの奥から、龍王峡遊歩道に行くことができます。

私はお蕎麦屋さん(めし処)に荷物を預けたので、お店の裏から、龍王峡遊歩道にちょっとだけ近道することができました。

キツイ階段

キツイ階段

すぐ龍王峡なのかと思ったら、キツめの階段をぐねぐねと降りて行きます。
帰りにコレをのぼるのかー、とうんざりする長さ。階段は所要時間3分くらいでしょうか。

五竜王神社

五龍王神社

五竜王神社には、願い事は口に出すように書いてあります。なんか恥ずかしい。

参考:五竜王神社

虹見橋

虹見橋

虹見橋から景色を楽しむことができます。

前日に雨が降っていた日なのですが、水は青くて美しかったです。
豪快な虹見の滝も流れていて、仙人が住んでそうです。

体力と時間があれば、片道40分ほどかけて「むささび橋」まで行ってもいいのかもしれません。
体力がないので、虹見橋を私のハイライトということにしました。

この周辺から、川辺に降りる道もあります。

竪琴の滝

竪琴の滝

虹見橋からちょっと歩くと、竪琴の滝があります。

遠いし、それほど大きくもないので、無理して行かなくてもいいと思います。

というか、この周辺で、足に山ビルがついていて、テンション急降下したので、急いで戻りました・・。

お土産屋さん

平日で人が少なかったためか、お土産屋さんの営業力が光っていました。

山栗

山栗

なにげにこのお土産屋さんで売っていた、焼き山栗がすごくおいしかったです。

私は甘いものが苦手で、甘栗でさえも、ガツンとした甘さが歯と頭に響いて苦手なのですが、この山栗はそこまで甘くない!

栗の美味しさの奥に、ほんのり甘さが隠れている感じで、甘いのが苦手な人でも、素直に美味しいと感じられる栗ではないかと思います!

一袋で1000円。けして安くはありませんが、やっと自分に合ったおいしい栗に出会えて感謝です!

そば屋さん

荷物を持ち歩いている私たちを見て、おそば屋さんのおばちゃんが「荷物を置いて行ったほうがいいよ!」と声をかけてくれました。

ほんとかな〜?と思いつつも、荷物を預けて正解でした。

このあと待ち受けているキツイ階段を荷物を持っていくのは、かなりキツイです。荷物を置かせてもらえるなら置いて行ったほうがいいですね。
その場合は、龍王峡の帰りに荷物を受け取るときに、何か買ったり食べていくべきですが。

しょうゆラーメン

しょうゆラーメン

こういうところにありがちなシンプルな中華そばではなくて、魚介強めの東京っぽいラーメンでした。

冷やしたぬきそば

冷やしたぬきそば

サラダも乗っている手作り風のお蕎麦でした。
シンプルな冷やしたぬきでよかったんだけどな、なんて思いつつ・・

注意点

龍王峡に行く際の注意点です。

山ビル

山蛭(やまびる)が出ます。

絶対にビーサンや短パンで行かないようにしましょう。靴と長い靴下と長靴、長袖で行きましょう。

靴下を履いていてもヒルは貫通して血を吸うようですが、長い靴下を履いてないよりはマシだと思います。

お土産屋さんの話によると、雨上がりや雨の降った翌日に山蛭(やまびる)が出やすいそうです。

虹見の橋までは、それほど草むらではないので、道の真中を歩けばあまり心配することもないと思います。
その先の竪琴の滝を目指すあたりからは、石畳ではなく、草むらになっており、ヒルが食いつきやすい状況になります。

私が行ったのは雨が降った翌日でした。ハイキングまで考えてなかったので、足首までの靴下とロングスカートでした。

足にヒヤッとした感覚が走ったな、と思って足首を見ると、シャクトリムシのような動きをする茶色くて細長いヒルが2匹いました。

食いつかれる直前で追い払えたので、大事には至りませんでしたが、ほんの少し歩いただけで、2匹も足首にいたので、私のテンションは急降下です↓(;へ:)

美しい龍王峡の思い出はヒルの思い出に塗り替えられました。

素敵な思い出がヒルに塗り替えられないように、ハイキングをする場合は特に山ビル対策をしてから龍王峡に入ってください。

山ビル対策
  • 長い厚めの靴下
  • 長袖
  • 食塩水を塗るなどの対策

熊の目撃情報が多くなっているようです。

駅からすぐの虹見の橋までは人もいるので、あまり心配はないと思いますが、ハイキングをする場合は、熊鈴などのクマ対策を行ってください。

鬼怒川温泉に行く

龍王峡は川治温泉と鬼怒川温泉が近いので、温泉も楽しむといいですね。

私は龍王峡のあとに鬼怒川温泉に行きました。
電車でも鬼怒川温泉まで行けますが、鈍行だと乗り換えがあったりして面倒です。
龍王峡からは、時間さえ合わせれば、路線バスのほうが短時間で行けます。

龍王峡駅の駐車場から道路のほうを見て「龍王峡入り口」バス停〜「鬼怒川温泉駅」バス停まで、440円で所要時間10分程度です。

参考:バス路線図|日光交通 参考:「龍王峡入り口」バス停時刻表|日光交通

モデルコース

私の龍王峡+鬼怒川温泉のモデルコースです。

モデルコース

09:00 浅草発 リバティ会津
 └11:27 龍王峡着
     
    龍王峡やお蕎麦などを楽しむ。

13:15 龍王峡入り口 バス停発
 └13:25 鬼怒川温泉駅 バス停着

SL大樹

SL大樹

SL大樹(たいじゅ)が、下今市(しもいまいち)〜鬼怒川温泉間を走っています。

参考:SL大樹

予約しないと乗れないぐらい好評なようです。

たまたま見ることができましたが、当然ですが、SLっぽいのは先頭車両のみで、客席は普通の東武電車の客席です。

お好きな方は、プチ移動にSL大樹も組み込むと楽しそうですね。

概要

龍王峡

野岩鉄道会津鬼怒川線龍王峡駅より徒歩すぐ(とは言っても石の階段がキツイ)

東武 浅草駅から「リバティ会津」に乗ると乗り換えなしで、2時間半で着きます。

栃木県日光市藤原1357

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