ストウブ(Staub)があれば、お家で燻製ができるんです!
ベーコンを始め、ハム、薫製卵(くん玉)、くんせい野菜、ディズニーランドにあるスモーキーレッグチキンもお家でできちゃいます!
お家が煙くならないの?マンションなら火災報知器とか鳴らない?って思われるでしょうが、大丈夫です!
ストウブとは、最近話題になっている万能な鉄鍋で、フランスで開発されたものです。
とても丈夫で、煮物や焼き物、蒸し物はもちろん、揚げ物やオーブン焼きもこれひとつでできちゃいます!
落としたりしない限り、割れることはないと思うので、扱いが雑な私でも安心です!
ストウブの短所としては、鉄鍋なのでとにかく重いです。
蓋も重いです。
でも、この重さが密閉率をよくするので、湯気や煙が鍋の外に出にくくなります。
私なりの簡単お肉のストウブ燻製の作り方
燻製には3種類あります。
- 冷燻製:スモークサーモンのような生の状態を楽しめる
- 温燻製:市販のベーコン、スモークチーズなどしっとりした感じの燻製
- 熱燻製:しっかり火が通る短時間で楽しめる燻製
燻製の名前の通り上から順に低温調理する燻製です。
ストウブで温燻製や冷凍燻製ができないかと、いろいろ試しましたが、どんなに弱火にしても、熱燻製しか作れませんでしたorz
何回も失敗して、やっとたどり着いた簡単にストウブで美味しい燻製を作る方法をご紹介します。
お肉の種類
豚ブロック肉や鶏肉、骨付き肉、なんでもお好きなお肉でOKです。
バラ肉だと、美味しいベーコンになるので、いろんな料理に使うと美味しくなります!
1.肉を塩漬けする
お肉の表面全体に塩(マジックソルトやお好きなスパイス。塩だけなら天然塩美味しく仕上がります)をしっかりつけます。
ビニール袋に入れて、3日〜1週間冷蔵庫に入れておきます。
私は水や塩が浸みださないチャックつきのビニール袋に入れてます。後でお湯にも漬け込むので、しっかりしたビニール袋のほうがいいです。
2.塩を洗い流す
漬け込み終わったら、塩を水で洗い流し、濡れたままビニール袋に戻します。
3.炊飯器で1時間保温する
炊飯器にビニール袋に入れたお肉とお湯を入れて、1時間保温します。
4.水分をしっかり拭く
お肉をビニール袋から取り出します。
いいダシが出た水分がたくさんビニール袋に溜まってると思うので、お鍋に移してお好きなスープにしちゃいましょう!
お肉の水分をしっかり切り、
キッチンペーパーでしっかり表面の水分をとります。
水分がたくさんあると、燻製したときに燻製の色がつきにくくなりますので、
しっかり水分を拭きとります。
本当は数時間乾燥させたほうがいいんでしょうけど、
待ちきれないので燻製しちゃいます。
5.燻製を10分間!
ストウブの燻製準備の方法をご案内します
ストウブにアルミホイルを敷く
焦げ防止になります。
燻製用チップを敷く
ストウブの底が見えなくなる程度に燻製チップを敷きます。
燻製チップは初心者にはサクラチップがいいそうです。
ソーセージみたいな、いかにも燻製っていう感じの香りは、
サクラチップのものです。
ザラメ(なければ砂糖)をいれて軽くチップと混ぜます。
ザラメや砂糖を入れることで、色つやよく仕上がります。
網を置く
燻製する食材がチップとくっつかないように、網を置きます。
100円ショップなどで、お鍋のサイズにピッタリな網やケーキクーラーなどがあればいいんでしょうけど、
私のストウブココット20にはピッタリなものがありませんでした。
そのため、割り箸をそれっぽいサイズに切って、
針金でつなげて網の代わりにしてますww
何度も使っててもう真っ黒www
ワイルドでしょ〜?
燻製開始!
網の上にお肉を置きます。
大きいお肉でも、なるべく鍋肌にはくっつけないようにします。
火が直接通ってしまうので。
まずは、中火にして、煙を出します。
チップから香りが出て、白い煙がうっすら出てきたら、
ストウブのフタをしっかり閉じます。
火を、お鍋に届くか届かないかくらいの弱い中火にします。
このまま10分燻します。
10分経過したら、一瞬だけストウブのフタをあけて、
うっすら色がついていたら火を止めて再度フタをしっかりとじます。
この時点で食べたいのを我慢してください。
この時点で食べても、煙い味なので、ゴホゴホします。
さらに30分〜1時間待って煙が落ち着いた感じがあれば完成です!
さらにしっとりしてもっと煙を落ち着いた感じにしたい場合は、
ラップにくるんで、冷蔵庫に1日おくと、けむい感じがなくなってきます。
そのまま食べてもいいですが、いろんな料理に使えてとっても便利ですよ!
熱燻製のポイント
熱燻製の場合は、先に茹でるなどの調理をしてしまったほうがいいです。
生のままストウブで燻製を初めてしまうと、
チップに水分が落ちて、煙があまり出なくなってしまいます。
また、熱燻製の火加減の調整が難しく、
一部だけカッチカチだったり、生っぽいままになってしまうこともしばしばでした。
そのため、炊飯器で低温で保温調理することで、適度に火を通しつつ、
しっとりした感じを残すことができます。
まとめ
自分の好みの燻製方法があると思いますので、
是非いろいろお試しください!
上手に出来たらおいしいのはもちろん、
上手にできなくても、楽しいです!
なんて偉そうにStaubを語る私ですが、
この話題のお鍋のことは知りませんでした。
友人が私の結婚祝いに数人で買ってくれたんです!
もらったときはこの鍋の価値がよくわからなかったんですが、
使ってみると、食べ物が本当においしく仕上がるので料理上手になった気になれます!
その後は、私も内祝いに他の人に買ったりしましたw
料理好きな人へのプレゼントにはとっても喜ばれますよ!
ストウブはお高いお鍋なんですけども、
価格以上のおいしさと楽しさと丈夫さがあります!
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