アテネのHipOn HipOff観光バス3種比較!乗り方降り方・CityScightSeeingバスの口コミ評判|ギリシャ観光

2017/03/11

by sayo

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観光バス

ギリシャ・アテネ市内を、乗り降り自由なヒップオンヒップオフバスで観光しました。
便利なような、便利じゃないような、微妙なところではありますが、アテネには、日本語市内観光のような現地ツアーはあまりなく、あっても超高額なので、値段と時間の自由さを考えると、ヒップオンバスを利用してよかったかなと思います。

乗り方や口コミを詳しく書いていきます。

乗り降り自由バスとは?

ヒップオンヒップオフバスは、観光地を巡回し、好きな場所で乗り降りできるバスです。

一日券や二日券などがあり、その日に何回でも乗り降りすることができます。

地下鉄と違って、美しいアテネの街の景色を一通り見ながら目的地に行くことができます。

ただ、夏でも15~20分に一本、冬なら30分に一本程度しか走ってないので、タイミングによっては待ち時間が発生してしまうので時間が限られた旅行中に、タクシー代わりというほど、気楽に何度も乗れる感じではありません。

せいぜい待ち時間は1回~2回に抑えたいところです。

乗り降り自由バス3種比較

アテネ市内観光用の乗り降り自由バス(ヒップオンヒップオフバス)は、いくつかの運営会社があります。

主な3つのHipOn HipOffバスを比較しました。

どれも日本語オーディオガイドがあります。

3月までは、どのバスも冬運行で、30分に1本間隔で走っています。
4月以降は15分~20分間隔になります。

バスの朝のスタートは、大抵8時30分くらいから走り始めて、終了は17時30分頃です。最終時間が近いときは、変なところでバスを降ろされてしまわないように注意が必要です。

黄色 Athens Open Tour

athens open tour bus

アテネでは、この黄色いバス・Athens Open Tour(アテネ オープン ツアー)が1番たくさん走っているように思います。

冬工程で30分ごとのはずだったのに、黄色いバスだけ夏工程で走ってるような感じでした。

日本語解説

トリップアドバイザーの口コミでは、オーディオガイドの日本語解説がひどいとのことです。

そんな口コミを見たので、ちょっとお高めの赤のCity Sight Seeingに乗ったんですが、結局赤いほうも日本語解説はひどいものでした。

黄色には乗ってませんが、赤もgoogle翻訳のような変な意味不明な日本語が流れるので、赤も黄色も日本語解説の酷さは多分同じだと思います。

料金

€15.5(Athens line 1日)

リアルタイム位置情報

バスの位置情報がリアルタイムでわかります。

参考:リアルタイム|Athens Open Tour

結構待ち時間があったり、観光地や飲食店から出るタイミングを伺ったりしながらバスを利用することになるので、このリアルタイムサービスはかなりありがたいものだと思います。

ネット環境が正常にあれば、ですが。

私はauのiphoneだったのですが、なんの電波も捕まえられず、紙の地図を駆使して旅するというアナログな旅となってしまいまいました。

赤 City Sight Seeing

City ScightSeeing bus

アテネで私が利用したのはこの赤いバス・City SightSeeing(シティ サイトシーイング)です。

アテネだけでなく、ロンドンやパリなどヨーロッパの各地に展開しています。

日本語解説

赤いバスは高いから少しは解説はマシかなと思ったら、黄色いバスと同じく(口コミ)、オーディオガイドの日本語解説は、Google翻訳しただけのような、理解しにくい日本語でした。

オーディオガイドの声は普通に日本人の女性の声という感じで、話し方には違和感がないのに、文章はとてもおかしいという感じで、なおさら意味不明でした。

料金

€20(Athens Line 1日)

3つのバスのうちで1番値段は高いです。

エーゲ海クルーズ体験も。

エーゲ海をチラっと見たい、短時間だけクルーズしたいという程度の方は、クルーズ船との接続バスもあります。

参考:Piraeus Line for Cruise Ship

私は3島をめぐる1日エーゲ海クルーズに乗ったのですが、3島は変わり映えしないし、移動が長くて飽きるしで、このバスの提携クルーズ体験を利用すればよかったなと思いました。

>> 1日エーゲ海クルーズに参加しました。日程・口コミ評判|ギリシャ観光

一日もエーゲ海クルーズしたくないなーという方は、このバスツアーに付随するクルーズ体験で十分だと思いますよ。

青 sight of AHTENS

sight of athens

参考:sight of AHTENS

青いバスが、1番見かける頻度が少なかったように思います。

料金

€13

3つのバスのうちで最も安いです。

結局どのバスがいい?

頻度が多く走っているのは、黄色のOpen tour。

クルーズ体験もしたいなら、赤のCityScightSeeng。

だと思います。

青バスはあまり見かけなかったので、不便じゃないかと思います。

現地で決めるのもアリ!

現地に行ってから、たくさん見かけるなーとか、対応がよさそうとか、ホテルに勧められたとかでバスを選ぶ感じでいいと思います。

シンタグマ広場やアクロポリスなど、主な場所には各バスの停留所がまとめてあるし、各バスのチケットオフィスがあったりします。

オンライン購入だと多少割引があったりするのですが、割引無しでもよければ、現地購入でいいと思います。

私はホテルで赤バスを勧められ、ホテルで購入しても多少割引があるようでした。すでにネットで購入済だったのですが。

購入する

私はあらかじめネットでチケットを購入しておきました。

私はなんとなく赤いCitySightseeingバスにしました。

満席とかあるようなものではないので、実際に現地に行ってみてから、黄色いバスが多いなーと思ったら黄色いバスのチケットを買えばいいし、赤いバスのほうが良さそうなら赤いバスのチケットを買う感じでもいいと思います。

チケットはホテルでも提携してるバス会社のものが割引で買えたりするし、チケットオフィスがあちこちにあるのでチケットオフィスで買うこともできます。バスの運転手さんから直接買ってる人は見てないので、バスで買えるのかはわかりません。

バスに乗る

バス停に行き、待ちます。
バスが来たら前から乗り込みます。

乗車券とイヤホンをもらう

バウチャーを運転手さんに渡して、イヤホンと乗車券に引き換えてもらいます。

乗車券はピラピラのレシートなので、なくしそうですが、なくさないように注意が必要です。

オーディオ番号を確認する

「ジャパニーズプリーズ」などと言って、日本語でお願いしたい旨を伝えます。

すると「ナンバーエイト」などと番号を教えてくれます。

これは、イヤホンのオーディオガイドの番号です。

好きな席に座る

座席

好きな席に座ります。
やはりここはオープンな二階席でしょう。

二階席の先頭が、迫力満点で大人気の席です。
空いてたら積極的に座りたいところです。

車窓からの眺め

ですが、大抵先頭の席は、たくさんの人が座るせいか、シートベルトが壊れていたり、オーディオガイドの音質が悪かったり、聞こえなかったりと何かしらトラブルがあります。

大抵は先頭ではない他の席に移動すれば解決できるようなトラブルです。

揺れもあるし、カメラやスマホをバスの外に落とさないように十分にご注意ください。

ギリシャの運転は、なんでこれで事故が起きないのか不思議なほど車間が狭いです。不思議なことに運転うまいと思います。

でも、シートベルトを締めないとすごく不安なほど、座席はツルツルのプラスチックシートなので、かなり怖いのでシートベルトはしっかり締めましょう

でも、シートベルトがあまり伸びなくて、太っていると締まりません。

オーディオガイドの解説

オーディオガイド

好きな座席に座ったら、目の前にあるイヤホンの差し込み口に、もらったイヤホンを指します。

バスの運転手から教えてもらったナンバー(8チャンネルだったかな)に合わせると、日本語の解説が聴けます。

バスの解説はひどいものでした。

Google翻訳をそのまま読みあげている感じで、頭に入りにくくい文章で、ほとんど意味不明でした。

でも、話している声は、違和感のない日本人の声だったので、もう少しなんとかしてくれればいいのに‥という感じでした。

バスを降りる

降りる際のバス停は、日本語解説で話してくれたり、話してくれなかったりするし、バスのアナウンスもあったりなかったりするので、自分でもしっかり把握しておく必要があります。

バス停では、何秒か止まりますが、だれも降りそうな雰囲気がなければ、すぐに出発します。

降りたいバス停では、階段を降りるなど、降りそうな雰囲気を出して下さい。

でも、ギリシャ人は基本的にとっても明るくて親切なので、焦らなくても大丈夫。

イヤホンは次に乗車するときにも使うので、忘れずに持って帰ってください。

次に乗るときは、乗車券を見せて乗ります。

見どころ

バスの車窓からの見どころをご紹介します。

衛兵の交代式

交代式

主なバスの発着地、シンタグマ広場には、「無名戦士の墓」というものがあり、この墓を守る衛兵が立っています。

たまに交代式が行われています。バスからも見えます。

パナシナイコスタジアム

パナシナイコスタジアム

パナシナイコスタジアム(Panathenaic Stadium)はアテネオリンピックが行われる場所です。

紀元前300年代に建設され、修復しながら使われています。

真っ白な大理石がロマンを感じます。誇らしい歴史ですね。

アテネアカデミー(アテネ大学)

アテネアカデミー

大学の建物もクラシックです。

この周辺には図書館などの施設もあります。どれもこれも美しい建物です。

遺跡だらけ

遠目に神殿

バスで走り回っていると、ハドリアヌスの凱旋門、ゼウス神殿など、どこもかしこも飽きるほど遺跡だらけです。

こんなに大切に保存していて、本当にすごい。

ていうか、紀元前4世紀のものを紀元前3世紀に復元をした、さらに紀元前2世紀にも修復したとか、そんな話ばかりで、2000年以上前に、修復や復元するという考え方があったことがそもそもすごすぎる。

乗った感想

乗った感想としては、コスパを考えればHipOn HipOffバスでよかったかなと思います。

添乗員付きのツアーでもないかぎり、アテネの日本語市内観光ツアーを探すと1人300€程度とものすごく高額です。

それを思うと、安価である程度の市内観光ができたので、まあいいか、という感じです。

二階の先頭の席であれば、アトラクションのように高くて怖くて大迫力でとっても楽しいですよ!

でも、タイミング悪くバスが停留所を発車したばかりだと、かなり待ち時間が発生してしまうので、タクシー代わりとしてはおすすめできません。一回でひと回り乗り切る感じで使ったほうが効率的です。

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