国立科学博物館に行こう!レストランもすごい!口コミ評判・デート・週末おでかけに!東京上野

2016/10/04

by sayo

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恐竜の背中

上野の国立科学博物館地球館の地球館に行ってきました!とにかく内容盛りだくさんで、620円で一日中楽しむことができる施設です。土日でもそれほど混まないので、デートでも週末のお子さんとのおでかけにもぴったりです。国立科学博物館の口コミや感想を詳しく書いていきます。

国立科学博物館とは?

国立科学博物館(こくりつかがくはくぶつかん)は東京の上野公園内にある施設です。

参考:国立科学博物館|公式
参考:アクセス・利用案内|公式

科学・化学・化石・生物・進化・文化、幅広く内容を展示していて、学ぶことができます。

お子さんがさまざまなものにふれることができるので、勉強にもぴったりです。

隔月でmilsil(ミルシル) という雑誌も発行しており、2016年ノーベル医学・生理学賞を受賞された東工大の大隈良典先生のインタビューも掲載されているそうです。

地球館

B3〜3Fまでの6フロアあり、一階一階の展示が美しく、内容が盛りだくさんです。

この記事では地球館について詳しく書いていきます。

日本館

忠犬ハチ公の剥製が展示されています。

すみません、毎回地球館しか行ってなくて、日本館行ったことないかも。

料金

620円(高校生以下は無料)。

なんと620円で丸一日、もりだくさん知識欲を満たせます

特別展をやっているときは、特別展のチケットで、そのまま常設展に入れたりします。

音声ガイド

できれば、文字を読みつづけるのは疲れちゃいますし、疲れたら文字さえ読まなくなっちゃうので、音声ガイド(310円)を借りたほうが充実します。

所要時間とまわり方

3フロアぐらいで2時間〜3時間程度の所要時間となります。

2時間も勉強したらぐったりと頭も体も疲れてしまうので、M2階にあるレストランでゆっくりしてから、残りの3フロアの第二ラウンドという回り方もできます。
何度も来れるお近くの方なら、何度も小分けに来たほうがいいですね!

地球館だけでも、欲張って全6フロア制覇しようとすると、所要時間はじっくり見るなら最低4時間〜6時間はかかります。

かなり疲れるので、自分が興味あるフロアを先に見てから、興味のない分野のフロアに行ったほうがいいですよ。

混雑

常設展は土日でもそれほど混雑しません。土日にいきなりどこか行こうってなったけど、どこも予約してなーい!困った!っていうときは国立科学博物館で決まりです。

ときどきやっている特別展は混雑します。人混みで知識欲どころではありません。

地球館フロア構成

地球館は地球のことをまるごと知ることができるすごい場所です。

3F:動物達の剥製、たんけんひろば

動物の剥製

多くの貴重な動物の生き生きとした剥製を見ることができます。
絶滅危惧種やすでに絶滅してしまったニホンオオカミやフクロオオカミなども展示されています。

ここに展示されているものの多くが、ハワイの日本人実業家が狩猟したコレクションで、寄贈ものだという、展示由来もなんだかすごい。金持ちってすごい。

ここはずーっと眺めていたくなります。時間があればここだけでも1時間かけたいところ。

親と子のたんけんひろば コンパス

4〜6歳のお子さん向けの滑り台やジャングルジムなどがあります。

ジャングルジムをくぐると、オットセイの剥製があったり、のぼるとキリンの剥製の顔とにらめっこになるなど、国立科学博物館でしかできないこども向け展示がされています。

地球館1Fで整理券を取る必要がありますが、お子さんがいらしたらぜひここで好奇心を養ってほしいところ!

2F:科学技術

はやぶさ

科学技術のフロアです。昔の馬鹿でかいコンピュータやゼロ船の復元機、小惑星探査機はやぶさが小惑星イトカワから持ち帰った微粒子を顕微鏡で覗いたり。

江戸時代の日本の科学技術だって負けてません。
昔のカラクリ人形やエレキテルのレプリカ、伊能忠敬が測量に使った道具の複製などを見ることができます。

伊能忠敬が測量に使ったオリジナルの道具は、千葉県佐原・伊能忠敬記念館で見ることができます。

>> 佐原観光で江戸時代にタイムスリップ【散策マップ】見どころ・大祭|千葉県香取市 日帰り旅行・週末おでかけ

なかでもこれはヤバイと感動したのは東洋のエジソン・田中久重の万年時計

万年時計

これなんと、日本の江戸時代の時間・不定時法(日の出から日没を6で割った超柔軟なサマータイムみたいなの)だけでなく、日付、太陽と月の位置、干支、二十四節気から洋式の時刻まで、ゼンマイを巻くだけで全部表示してしまうというとんでもない怪物時計。

参考:不定時法

万年時計のしくみ

しかも装飾が大変美しく、柱の一本一本にいたるまで、まわりのタイル一枚一枚にいたるまで、当時の職人たちの技術の粋を集めたもの。

そのカラクリの中身だけを展示したものもあるのですが、これだけたくさんの情報を表示するんだからさぞゴチャゴチャしたしくみなのだろうと思っていたら、スッキリとしてシンプルに整理されたカラクリ。そりゃあ今ならちっこいマイクロチップでできるんでしょうけど、ゼンマイとネジと歯車でよ!?

残念ながら現在は動いておらず、展示してあるだけですが、その美しさたるや私がルパンならぜひこれを盗みたいところです。(ルパンではないので盗みません)

M2F:レストラン・ノーベル賞受賞者たちのレリーフ

中2階にはレストランとノーベル賞受賞者のレリーフがあるようです。レリーフ見つけられなかったなー。

2016年、オートファジーでノーベル医学・生理学賞を受賞された大隈良典さんもここにレリーフが飾られることになるんですね。

1F:生き物達のかかわり

現存する生き物の剥製などをみることができます。海の生き物、地上の生き物、空の生き物、小さな生き物。みんなつながっているんですね!

ジャングル風の素敵なカフェのようで、大変美しい空間です。でも飲食厳禁ですよー!

B1F:生き物の進化・恐竜

恐竜の化石を復元したものなど見ることができます。

ティラノサウルスがしゃがんでトリケラトプスを待ち伏せする姿では、世界で初めて復元したのだそうです。

トリケラトプスと対峙する、カッコイイ展示です。

恐竜の対峙

B2F:生き物の進化・誕生と絶滅

古代の生き物の巨大な化石をみることができます。

馬の進化過程や、マンモスの骨や、巨大ナマケモノの頭骨や昔のクジラの姿など、ロマンたっぷりです。
三葉虫や巨大アンモナイトなどの化石も。
人の進化や人種の分類も思ったより面白い。

この巨大な海の生き物の骨、片方は哺乳類のクジラの祖先、もう片方は爬虫類です。どっちがどっちかわかるかな?

海獣の骨

B3F:科学の基礎

銀河パトロール

科学や化学でノーベル賞を受賞された方の研究内容が展示されています。

宇宙線が届いている様子や、カミオカンデの一部などを見ることができます。

銀河やブラックホールの詳しい情報も、銀河パトロールしながら、さまざまな観測方法で知ることができます。

食事

国立科学博物館のレストランがこりゃまた素敵です。

M2フロア(中二階)にあるのですが、窓ぎわの席なら一階の展示物を見下ろしながらお食事することができます。

レストランからの眺め

キリンさんやマッコウクジラの骨が美しく見えて、とても素敵です。

お食事メニューは、お子様を意識したものが多いです。

私はナポリタンを頂きます!
これがなかなかこだわりのあるナポリタンでした!

ナポリタン

麺は固めにゆでられ、具材はソーセージ程度かと思いきや、ベーコンなどの別なお肉も入っていて、味に深みを出しています。

スタッフの方はチャキチャキとよく動き、対応も丁寧、お水がなくなりそうになるとすぐに来てくれます。

量も十分!とても美味しい大人も満足のナポリタンでした!

まとめ

国立科学博物館は、何度も行きましたが、ちょこちょこリニューアルされているようです。

ただモニターがあると触りたくなっちゃうのに、タッチパネルではないものがいくつかあって、そういうモニターがふるさを感じさせてしまう部分はあります。

それでも、620円でこんなにも知らなかったことをたくさん知ることができ、充実した一日になりますよ。

1人で音声ガイドを借りて回るのも最強に楽しいし、雰囲気のいい場所がたくさんあるのでデートにも、お子さんも楽しみつつ好奇心満開になるし、観光客の方は東京ってこんな施設あっていいなーって思っちゃうし、障害のある方ももちろん積極的にお出かけできる場所だと思います。

時間があれば何度でも足を運びたい、絶対におすすめのおでかけスポットです!

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