ニューヨークのタイムズスクエア教会でゴスペルを聞いてきました。豪華な教会内でのゴスペルのパワーは圧巻でした!
ただ、2階席の後ろの方であっても熱心な信者さんが大変多く、完全なるゴスペル観光目的で行ってしまったことは、良心が少し痛みました。
とは言え、教会側も観光客が来る事は慣れているし、とても歓迎してくれる(勧誘する紙を渡される)ので行くことについては全く問題ないと思います。
ニューヨークのゴスペル
ニューヨーク旅行で映画「天使にラブソングを」みたいな本場のゴスペルを体験するのも一般的になってきているようです。
ミサは大抵日曜日の午前10時頃から約2時間行われ、その一部として、ミサのはじめにゴスペルは30分〜40分行われます。
だからゴスペルが終わった後は、牧師さん?の話を1時間半聞くみたいな感じになります。
信者でない観光客は、ゴスペルが終わったら正直、帰りたいですよね?
黒人ゴスペルの本場ハーレムの教会では、ゴスペルが終ってすぐに帰ることを歓迎しない教会もあるようですが、タイムズスクエアチャーチでは、あらかじめ「早く帰りたい」と伝えると、2階席に案内してもらえるので、信者ではない観光客でも安心してゴスペルを聴くことができます。
ハーレムが本場
セントラルパークの北側・ハーレム地区が黒人居住区で、「天使にラブソングを」の映画みたいなゴスペルの本場と言われています。
いくつかのハーレム教会のホームページを見てみると、ゴスペルが終わってすぐ帰ることを歓迎しない教会もあるようです。
そのため、私は観光客でも歓迎ムードだろうと思われるタイムズスクエアチャーチに行きました。
タイムズスクエアチャーチ
タイムズスクエアチャーチ(TIMES SQUARE CHURCH)は、タイムズスクエアのすぐ横にありかなりアクセスしやすい教会です。
タイムズスクエアチャーチは、観光客も多い教会だとネットで見たから気軽に行ってみました。
二階席であれば、途中で抜けることも可能です。
タイムズスクエアチャーチは、日曜日だけでなく平日もゴスペルをやっている日があります。
参考:チャーチサービス日程|タイムズスクエアチャーチタイムズスクエアチャーチのゴスペルの行き方、感想や口コミを詳しく書いていきたいと思います。
ミサの流れ
タイムズスクエアチャーチはタイムズスクエアから、少し北の51 Stにあり、立地がかなり良いです。
ウィキッドやキャッツの劇場のすぐそばです。
予約不要だけど、観光シーズンは混むらしい
ゴスペル観光ツアーなどもありますが、私はツアーなどを使わずに勝手に行ってみました。
もちろんミサへの予約や入場料などは不要ですが、観光シーズンになると行列になることも多く中に入れないことがあると言う記事を見かけたことがあります。観光シーズンにいかれる場合はかなり早めに行った方が良いのではないかと思います。
私は1月の観光は最も空いているシーズンに行ったので、観光客はかなり少なかったです。
それでも開始30分前には通路側の席はびっしりと埋まってしまうので、早めに抜けたい場合は早めに行って通路側の席を取った方がいいかもしれません。
スタッフに早く抜けることを告げて座る
黄色い服を着た整理担当のスタッフの方がたくさんいます。
初めてであること(First Time)、早く帰りたいこと(I wanna leave early time. アーリータイムだけ言えばわかってくれます)と告げると、二階の席(メザニン席)に行くように言われます。
二階にも黄色い服を着たスタッフがいます。
私たちは後ろのほうの席にすわりました。
オペラ座みたいな美しい内装です。
二階席の後ろのほうにもアフリカ系だけではなく白人もアジア人の信者さんもたくさんいます。アジア人だからきっと観光客だろう、あの人たちと一緒に帰れば心強いと思っていたら、アジア人だろうと熱心な信者さんばかりでした。
1月は観光シーズンでなかったからか、観光客はかなり少なかったです。
二階席の後ろのほうでも、まわりは熱心な信者さんばかりで、途中で抜ける人は少なく、完全なゴスペル観光目的で行ったことに申し訳なくなってしまいました。
早く帰るときは、信者の方でも後ろの方では立ち見の方もいてほんとに申し訳なかったです。
正面のスクリーンには、神聖な場であること、静かにすること、サービス中は写真撮影しないことなど、観光客に向けたような注意文が掲載されていました。
服装
様々なネットの情報では、ハーレムの教会に行く時はドレス等正装と言う記事をよく見ますが、このタイムズスクエアチャーチでは、信者さんの服装はセーターやカジュアルなワンピースと言う印象でした。
ゴスペル
全員が立ち、ゴスペルが始まると、すごい熱気でした。
手を広げて、神が降臨するかのように歌い、感極まって涙を流す人も多かったです。
正面のスクリーンには歌詞が表示され、歌いやすい繰り返しのメロディーと歌詞で思わず口づさんでしまいます。
40分ほどでゴスペルがおわり、全員がすわりました。
牧師さんのトークが始まりましたが、再び聖歌隊が歌い出しました。
献金カゴが回ってきたので、5ドルほど寄付しました。カゴには1ドル〜5ドル入っていましたので、みなさんそのぐらい寄付されるようです。
隣や前後の方と、よくわからないけど、握手しました。
そうしてるうちに、ミサ開始から1時間したところで、チラホラ帰る方が現れたので、いまがチャンス!と思い、帰りました。
まとめ
タイムズスクエアチャーチは、観光客であっても、2階席であれば歓迎ムードです。
観光シーズンであれば30分〜1時間位早めに行った方がいいかもしれません。
観光シーズンでは無い冬は、観光客が少なく若干心細く、申し訳ない気持ちになります。
それでも生の信者さん達の熱心な気持ちを体感することができ、歓迎してくれて、光栄でした。
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